【香港 総まとめ】意識の高い東アジア的ライフコースと、欧米的ライフコースの中間に活きる、エリートな人々。
滞在期間
4/27,28,29,5/1~5/5 合計5日間
滞在場所
尖沙咀、深水埗
宿泊場所
・airbnb:¥2865/1泊
・Dragon hostel:¥1,555/1泊(オススメ!)
(http://www.agoda.com/ja-jp/pages/agoda/default/DestinationSearchResult.aspx?asq=nkbmT9sHQSxi7akQOhxKxaIRLX9JL3GmzZxRvlPM4Kg0U3Cpkc%2fbR2s4SXUsczmbi4P9a4Ujz2RwBfJn9ZjHLkB%2boOsouaP8lRrvjbet8O%2bQaIJlwMHujbW%2b11c0R1gK4vYBSd86EVFMQNW14nE%2fIg%3d%3d&altdt=1&type=1&device=c&network=g&adid=48534988534&rand=7202259254302172182&expid=&adpos=1t2&site_id=1650082&tag=bee0f9ef-1ba2-02bb-0978-3523997e46ed&url=http://www.agoda.com/ja-jp/dragon-hostel-hong-kong/hotel/hong-kong-hk.html&gclid=CNG2i9aA8MwCFUWhaAod8ZQK1w&cklg=1)
・Rainbow lodge Hk:¥3,846/1泊
(http://www.booking.com/searchresults.ja.html?aid=311100;label=rainbow-lodge-hk-yTibf4fJo20yrkyUYy0YCQS48146013637%3Apl%3Ata%3Ap1%3Ap2%3Aac%3Aap1t1%3Aneg%3Afi%3Atikwd-59546459123%3Alp1012728%3Ali%3Adec%3Adm;sid=190b878d518d33684d990fb83800e8aa;dcid=12;dest_id=-1353149;dest_type=city;highlighted_hotels=1150322;hlrd=6;redirected=1;source=hotel&gclid=CPfn---A8MwCFdOFaAodiJ4Hyg&)
・アップル イン - チムサチョイ:¥887/1泊(安くてスタッフさん日本にワーホリ経験あってナイス!)
(https://jp.hotels.com/ho477062/appuru-in-chimusachoi-ping-guo-jiu-dian-jian-sha-ju-jiu-long-xiang-gang/?locale=ja_JP&pos=HCOM_JP)
1日平均
¥3221
移動費用
上海駅→九龍駅(香港)380人民元(¥6,500)
東アジア地域で1番物価の高かった香港。
しかしよくよく探してみれば、
東アジア最安のものなんかもあって、
(スマホね!)
不思議なところです。
ここまでで最高額の1泊約¥4000にも泊まったし、
最低額約¥800のゲストハウスにも泊まったし。
なにより雑多すぎるブレードランナーのような怪しげな街並みが
魔の魅力で惹きつけて止まないのが、
最大の魅力なような気がしております。
多分、僕は相当好きですここ。
飯!
んっと、飯に関してはやはり上海と同じく感動できたとは言い難いです。
まぁ最底辺のものしか食ってないんでなんとも言えないっちゃ言えないんですけど、
それでも広州は安くて旨かったんで、
広州みたいなとこは本当に美味しい街なんでしょう。
まぁー多分中国諸々回って思ったのは、
日本人が思ってる中華料理って、
本当の中華料理じゃない。
特に麺類に関しては、
うちのお国は独自に改良しすぎてもう同じ名前でも別モンと考えてよろし。
香港人ってどんな人?
<カフェにお邪魔させて頂いたウィリアムさん>
香港人は要は都会人。
都会人共通の冷たさとか、
忙しさに追われる、
そんな人達です。
しかし、潤pの印象では、
欧米的なノリが強いので、
結構オープンな人が多い感覚です。
中国人とは明らかにタイプが異なり、
自分達のアイデンティティに強い誇りを持ちながら生きている。
そんな人たちです。
香港女性
香港は、洗練された都会美女の宝庫です。
アジアンビューティー的な人が多くて、
スタイル抜群な洒落乙お嬢がゴロゴロ街におります。
しかし、さすが中国の流れと欧米の文化がミックスされた分、
女性のパンチは効いています。
香港人の特徴
香港人の価値観や物の考え方、生活は、
日本や他東アジアの国とものすごく似ていながら、
ものすごく似ていないのが面白い。
他東アジア国とは決定的に異なるバックグラウンドから来るその差異は、
香港にしかない独自の「活」を作っています。
1. 基本的にベースにあるのは、欧米的なライフスタイルであること。
イギリスの長い統治時代が未だ生活に、価値観に、
色濃く残る香港では、
若者たちのライフスタイルのベースには欧米的な価値観が存在しています。
例えば、就活は卒業してから始めても問題ありませんし、
インターンは当たり前、
厳しい競争の中の競争資本主義的な思想。
2. アイデンティティを強く持っていること。
何人ですか?と聞くと、
必ず「香港ニーズ」と答える彼ら。
事実、中国語とは完全に異なる独自の言語、
広東語を母語とする彼らを、
安易に同じ「中国人」と括ることに非常に抵抗を持つようになりました。
密告/拉致/同化政策 - 失われていく「香港」中国政府の同化政策から、その土地に生きる人が語る、揺れ動く香港の今。 - 就活やめて、世界一周することにしちゃった。
の記事で特集した通り、
世界的には静かながらにも香港は今、
少しずつ彼らが意図しない方向に揺れ動いています。
香港文化を消失していく過渡期にあると言ってもいいかもしれません。
潤pの会った人達が、
全員英語が堪能なのにもかかわらず、
「将来は香港に住んでいたい」
と全員が語ったのも、
そのような強いアイデンティティが
関係しているのかもしれません。
近年の抗議活動は若者が中心となり、
若い世代が率先して自分達のアイデンティティを保守するために戦っています。
これも香港の特徴では??
3. 意思決定をさせていくシステム。
香港の教育において、
その流れは意思決定のプロセスが
要所要所に盛り込まれている気がします。
大学の進学テストが英語かマンダリンか自分で選べたり、
18%の生徒しか大学に行けない中、
本当に進学するか決定する必要があったり、
幼い頃から様々な局面で人生を描く必要性が制度として存在する彼らは、
就活時にはなんとなく方向性が見えている人が多いようです。
「意識高い」香港のエリートたち。
香港人の若者たちが置かれている就職環境で考えれば、
韓国や日本のように、
ストレスフルな就職環境の中でライフコースを描いてくという環境において
共通点があります。
しかし、上記の特徴が彼らの意識下に働いて、
他の東アジア地域とは異なる形態をしています。
香港の大学生は、一言、
意識が高い!
日本でちょっとでもかじったらディスられることは、
基本全員やってます。
起業率も高く、
意識の高い環境と、
同世代の18%しか大学生がいないという環境が相まって、
日本では考えられないエリートな環境が自然と生まれている気がします。
そんな、欧米的なスタイルがパッと見で見えてくる香港。
反面、面白いことに、
彼らの深層部分には強く東アジア的な面が垣間見える時があります。
やはり、就活は大学を終えても続けてもいいけれど、
なるべく早く終わらせたいし、
一流企業につくためには様々なプレッシャーに晒される。
そして、やりたいことのためよりも、
安定的な妥協の道を選んでいたり。
そして話していても、
やっぱり価値観は同じ東アジア人なんですよね。
オープンなようでシャイで、
起業こなすわりにいつも不安と戦ってたり。
要するに、
香港の若者と出会って、
一番に感じたのは、
意識の高い東アジアライフコースと、欧米ライフコースの中間
です。
香港は、話によると観光産業がとても有名らしい。
しかし、滞在中5%ぐらいしか観光しなかった潤p。
しかし香港に来ることを熱烈にお勧めします!
今まで全く興味関心のなかった、
頭の中で「ただの中国の一個のビジネス都市」だったものが、
彼らと触れ合い心を少しでも通わせてみることで、
「広東語を話す香港人が生きる、1つの独立した場所、香港」
となりました。