【バガン観光】ミャンマー世界三大仏教遺跡の街、バガン行ってきた。観光、宿泊、移動まで。
そういえばこの旅、ほっとんど今んとこ観光してない。
街歩きは毎度のことするけれど、上海のタワーにも登らんかったし、カンボジアのアンコールワットも行かんかったし、観光地らしいとこには踏み込んでないのです。
でもでもでも、ミャンマーはなんとなくはじめからたっぷり時間をかけてまわろーと思ってたし、インド陸路越えの許可書発行までの時間もかなり存分にあるので、今回は、ミャンマーにある世界三大仏教遺跡で有名な、バガンへ行ってまいりました。
入域料は払いましょー。
ヤンゴンからバガンまでのバスは、11000チャット(約¥980)で購入。夜出発の翌朝早朝に到着です。
着いたのは予想より早すぎるまだ暗い4:30頃。
ふつーに7:00ぐらいかなーと思ってたから、ちょっと予想外。
ここは!と機転を利かせて、ならばと朝日を望もうじゃないかと挑戦。
当然のごとくバスで降りた瞬間に早朝にもかかわらずたくさんのタクシー運転手やなにやらが囲んできますので、適当に捕まえれば中心地まで行けます。朝日連れてってくれと交渉。
翌日にマンダレーに行こうと思っていたので、着いたバス停でチケットを購入だけして、寝ぼけてるせいで完全に頭がいかれてしまい、なぜか無難なタクシーでなく馬車をチョイス。
馬車が出発、馬車のおっさん曰く、最高の朝日スポットに連れて行ってくれるらしい。
それにしても、パカパカ走る馬車を尻目に、どんどんタクシーが抜かしていく。しかもめっちゃ揺れるし、ケツ痛い。ちょっと馬車の方が安いからってタクシーを選ばなかった自分に後悔の念を抱きつつ、
潤p:おっさん!これじゃ朝日のぼっちゃうよ!
おっさん:大丈夫だぜ〜
ちなみに、バガンはエリアに入るだけで入域料を支払う必要があります。
これは、到着したバスターミナルから市内へ向かう途中の道に検問があり支払うわけですが、25000チャット(約2200円)ほどとちょい高い。そんな心がバレたのか、おっさんがやらしい提案を投げかけてきた。
おっさん:ねーねー、目の前に入域料払う検問があるんだけど、どうするよ?特別な裏道をしってるからさ、そこ通れば検問ないから無料で入れるよ。
潤p:くっ!!ま、マジスカ。。。!!??い、いや、まてまて、万が一チケットみたいなのがあったとして、それの提示をどこかで求められたりしたら。。。いや、このままちゃんと払います!
おっさん:そっかー、オッケーい!
ちなみに後ほど、一番の大目玉のシュエサンドー・パゴダで入域料支払いのチケットの提示を求められました。節約心にかまけると、肝心のバガン観光ができなくなってしまうので、おっさんのこの手のやらしい提案はシカト、しっかり払いましょう。
そんなこんなでおっさんが連れてきてくれたのは、誰もいない謎の朝日スポットらしいパゴダ。謎の管理人が登場して、パゴダの上まで案内してくれるけど、珍しく追加料金は徴収されない。
この日はあいにくのビミョーな曇りであんまりきれいに見えなかったけど、まぁOK。
そこからは、今回のゲストハウスに到着です。
バガンのゲストハウス。
バガンのゲストハウスは、ニューバガンという市街地と、ニャウンウーというバガンの隣町のどちらかに集合しています。ニューバガンはニューという割にお店類も少なくあるのは西洋人向けレストランばかり。市街地とは決して呼べない田舎の小さな集落です。一方ニャウンウーはバスターミナルから近く、バガンの観光名所までもすぐ。さらにニューバガンよりもローカルなお店やマーケットがたくさんあるので結構いいかも。
しかし今回宿泊したのは、ニューバガンにあるagoda様様で最安だったMya Thida Hotelというところ。
そしてそして、ここはミャンマー、設備などは期待しないほうがいいのでありまして、今回泊まった、Mya Thida Hotelは全力でおすすめいたしません。
まず、スタッフの対応のひどさがあまりに酷すぎる。話しかけても基本シカトは当然ながら、チェックインの手続きもネット予約と理由でまともに取り合ってくれません。もちろん冷水のシャワーはぶっ壊れてて、蛇口をひねって、しゃがみながら頭を洗いましたし、朝食付きとは名ばかりで肥大化したバナナ一本。最悪なのはネット環境で、ラインすら接続ほぼ不可能です。
まー、ミャンマーやし、仕方ないねん。それでも¥700ほどなので、かなりコスパは悪いと言えます。
バガンを回るなら、チャリ!か、バイク!
仏塔やパゴダが集合しているエリアは、先ほどのニューバガンとニャウンウーの中間に位置するオールドバガンエリア。ここを回って観光です。
もちろん貧乏旅行者の潤pにタクシーやトゥクトゥクをチャーターする余裕はありませんので、それ以外の手段を探しましょう。
そんな人に強い味方が、ボロボロのママチャリ!交渉の結果、1500チャット(約¥130)ほど。
バイクは1日5000チャット(約¥450)とこれも安い。
しかしもちろんチャリ一択。せっせと漕ぎ漕ぎ、観光の1日がスタートです。
ちなみに、観光中、パンクしやがって、修理してもらいましたが、ちゃんと抗議したら修理代は免除になりました。
バガン観光!迫り来るパゴダを消化せよ!
世界三大仏教遺跡のこのバガン。そこらじゅうに大量に仏塔(パゴダ)が溢れかえっています。ちょいとチャリをこいだだけで、右にパゴダ、左にパゴダ。目の前にパゴダ、その先にもパゴダ。ガイドマップに載っている名所なんてほんの一部で、名もないパゴダや寺院はそこらじゅうにあるわけです。
*巨大なスラマニ寺院
炎天下の青い空に、チャリで汗をダラダラと流しながらも、大量の仏塔の横を次から次へと走り去るのはなかなかに面白い体験です。
*スラマニ寺院入り口。
どの名所にもだいたい入り口にお土産屋さんがありまして、店員も暑さでばてて半ば商売する気を失いながらも懸命に売ってます。買わんけど。
*アナンダ寺院内部
アナンダ寺院のように、中に仏像があるものもあります。ミャンマーの仏像はどれも金ピカでド派手。でもこの大きさは見る価値あり!
*ブーパヤー パヤー
バガンの果てまで行きますと、それ以上は川になりますが、そこにちょこんと金の、何かしらが。ブーパヤー パヤーというらしい、可愛らしい金ピカのスタチュー。
*シュエサンドー・パゴダ
そして、さんざん疲れ切った後、メインの大目玉、シュエサンドー・パゴダ。ここから夕日を眺める作戦です。写真で確認できるか謎ですが、すでに大量の人が座って夕日を楽しみに待ち構えています。
これまた夕日は雲に隠れてしまいましたが、ここからの眺めは絶景。
*シュエサンドー・パゴダからの眺め
何百というパゴダと寺院の眺めは、圧倒されます。
世界三大仏教遺跡の理由がわかりますね。
最後はバーガーで締める。
ここんとこ、ヨーロピアンな飯を食ってなかったので、ガイドマップに載っていた、人気らしいバーガー屋、Weather Spoon's Bagan Restaurant and Barへ。
値は張りますが、結構美味いんでおすすめですよう。
まとめ。
バガンは、なかなか見ごたえのあるところです。やはり、あれだけの仏教遺跡の横を颯爽と走り抜ける経験は、ここぐらいでしかできないでしょう。
何より広いので、しっかり味わい尽くせます。
アンコールワットよりは確実に面白いと個人的には。
秋のシーズンには気球も上がるらしいので、是非是非上からも眺めてみてくださいまし。