【大阪 - 東京間 ヒッチハイク】ヒッチハイクの4つのコツ検証してみた part.2
前回の記事に引き続き、
ヒッチハイク道中記、後編!
前回記事同様、
下に挙げるヒッチハイクにおける4つのポイントが、
本当に正しいのか身をもって実証しながら進めていきます。
①車が2時間捕まらなくても粘る。
②遠くを目指しすぎず、細かく刻んでいく。
③乗せてくれた人とは積極的にトーク。
④高速に乗ればこっちのもん。
現在すでに、①と②は正しかったという結論に。
後編といいつつも、
開始から4時間半が経過し、
まだ出発地の大阪を出ていないという
窮地に立たされていますが悪しからず。
京都方面インター入り口 → 京都
さて、ドライバーAさんに降ろして頂いた、
京都方面のインター入口。
再度札をあげていると、
15分も経たずに第2車目が止まってくださいました!
今回のドバイバーBさんは、
大阪で美容院の経営や、
その他幅広いビジネスを展開されている女性ドライバー。
話は盛り上がり、
潤pのバイトの話にも発展。
ドライバーBさん:なんのバイトしてるの?
潤p:今流行りの、民泊関係の会社でバイトさせてもらってます。
ドライバーBさん:実は私、今から京都で民泊関係の事業されてる方達のところに打ち合わせに行くところなのよ。よかったらちょっと顔だしてみる?
今度また書きますが、
潤pは民泊事業の会社で働かせてもらっています。
そんな潤pにはまたとないお誘い!
二つ返事でお誘いに乗っかり、
大阪から一瞬で京都に到着。
京都を中心に民泊事業を展開されている方達に、
見ず知らずの汚いダンボールを抱えた大学生が
名刺交換。
まさに、
③乗せてくれた人とは積極的にトーク。
はその通り。
ヒッチハイクしてると、ものすごい縁に巡り会うことがあります!
*後に、この方は潤pのいつもお世話なっている知り合いの方ともお知り合いであるという事実も発覚!
京都 → 名古屋
そんなこんなで、京都の高速入口からヒッチハイクが再スタート!
次に掲げるのは名古屋方面
45分ほどで、第3車目が!
今回は男性2人組み!
大阪、京都出身のドライバーCさんお二人ですが、
現在名古屋で仕事をされているそうで、
ビューっと名古屋付近の養老サービスエリアまで瞬間移動。
よし。名古屋までくれば半分や!高速に乗ったし、これでもう安心!
名古屋 → 神奈川
しかし、ここから地獄が始まります、、、
養老サービスエリアに着いた時刻は14:30pm
サービスエリアでは必殺奥義、
車にノックで直談判が使える!
浜松方面を掲げ早速、チャレンジ!
もちろん断られ。
その後、何十台にもチャレンジ。
しかし全て断られ。
ドライバー:静岡の方にはいかないんだよ~
ドライバー:もう乗れるスペースなくてねぇ
しかし、1番多かった答え、それは、、、
ドライバー:名古屋いくからもうすぐそこのインターで降りるのよ
マジか!確かに名古屋ナンバーばっかりだ!
名古屋インターのすぐ手前のサービスエリア、養老には、
ほっとんど静岡、神奈川へと抜けていく車がおらず、
断られる続けること2時間、
雨が降り出してきました。
ヒッチハイクって本当に恐ろしい。
だって、高速に乗ってしまったら、
抜け出すには絶対に他の車を見つけないと降りられない。
という絶体絶命の状況にあり、
本気で心細くなる。
日も暮れ始め、時計は17:00pmを回ってる。
出発から10時間近く経過し、まだ半分というところ。
通り過ぎる人のひそひそ声からは、
なにあの人、かわいそう
雨の中ようやるわぁ
観光バスに、シレッと乗り込もうかなぁ
なんて考える始末。
サービスエリアでドアノックすればすぐに見つかるという神話は崩され、
絶望の淵に立たされる中、
相模ナンバーを発見!
もう暗くなったサービスエリアで気力を振り絞り
潤p:すみません!ヒッチハイクしてるんですが、神奈川のほうまで乗せてもらえませんか!?
ドライバーDさん:いいですよ!
雨に濡れて凍えそうになるし、
精神力もすり減った身体には、
1番に染み渡るお言葉!
しかし、
ドライバーDさん:ただ、エンストしてて、ロードサービス呼んでるんであと1時間ぐらい待ってもらえます?
普通なら笑っちゃうかもしれませんが、
なんでもかまいませんと、
とにかく乗せて頂けるだけで本当に嬉しいですと。
車も直り、養老インターを出たのは19:00pm近くなっておりました。
ここまで走行距離155km、
残り345kmとなっています。
かれこれ、4.5時間養老サービスエリアで車を探し続けていたことで、
ここで気づいてしまいます。
④高速に乗ればこっちのもん。
これは、真っ赤な嘘だ!!!
今回乗せてくれたのは、女子大生2人組み。
まさかまさかの潤pと同い年という。
しかもエンストしてたのに、、、こんな男を乗せるなんて、、、本当にありがとうございます!
親友女子大生2人に、後部座席にわけのわからんヒッチハイカーと、
なんとも意味のわからない組み合わせの車内で、
女子大の恋バナなんかしつつ、
今回1番長い走行距離300kmを叩き出し、
神奈川県の足柄サービスエリアに到着したのは22:00pmすぎ。
足柄インターの温泉にはいっていくという2人に別れを告げて、
よし、神奈川まで来たし!後は東京を目指すだけや!
神奈川 → 東京
しかし、この足柄インターが魔物
温泉と同時に宿泊施設も兼ね備えたこのインターでは、
声をかける人ほとんどが宿泊予定客ばかり。
もうこんな時間じゃ人影も少なく、
こんな夜遅くにわけのわからん男を乗せる人がいるわけもない。
もうこれは、足柄インターで夜越すしかねぇのか、、、
と本気で覚悟を決めた時、
駐車場にちょうど1台の車が到着。
全力を振り絞り、東京方面の札をかかげ、、、!!!
潤p:すみません!今から東京方面向かわれませんか!?
ドライバーE:ヒッチハイクですか?いいですよ
潤p:ありがとうございまぁあああす!!!
その時すでに、23:00pm
出発から14時間半が経過し、
走行距離415km!!
*寒さと疲れでブレブレ
日本の大手企業で働かれているEさん。
ヒッチハイカーを乗せるのは人生2回目。
本気で将来のことなど相談させてもらいながら、
気づけば東京に無事到着。
家に着いたのは夜中の1:30amと
ここに大阪-東京間のヒッチハイクの旅が完結しました。
まとめ
走行距離:500km
所要時間:18時間
ヒッチハイクにおけるポイント4つに関しては、
①車が2時間捕まらなくても粘る。
→諦めないことが重要!
一回通り過ぎて、引き返してくれる人もいる!
②遠くを目指しすぎず、細かく刻んでいく。
→近場を目指していけば、車が止まってくれる率がアップ!
③乗せてくれた人とは積極的にトーク。
→意外な出会いがあるかもしれないから色々聞いたら面白い!
④高速に乗ればこっちのもん。
→これは嘘!
高速にのってドアノックをしても、捕まらないときは捕まらない。
やってみて1番思うことは、
本当に心が洗われます。
95%は断られるし、
厳しいけれど、
乗せてくれた瞬間の喜び、幸せ、
人の優しさをおもいっきり感じます。
そして、やっぱ冒険は楽しい!
本当に帰れるか見通しも全くない中で、
チャレンジし続けるのは、
なんだかんだで最高の刺激。
旅の出発前に、改めてその面白さを味わえる
うってつけの「事前準備」
となりました。
身体ボロボロになるけど、
一生に一度はやったら面白い!
今回のせてくださった5車、7名の方々。
本当にありがとうございました。
翌日、夜行バスサイトで、大阪-東京間、片道¥2300と表示された時
数秒間固まってしまったのはヒミツです。