潤pの、就活やめて、世界一周することにしちゃった。

2016/4/15から始まった、世界中の「働く」を探るプロジェクト! 日本の「就活」と「働く」ことに息苦しさを感じた「現役就活生」潤pが、世界の同世代と出会い、就活事情と労働環境、そのライフコースを取材、配信し、 帰国後に電子書籍化するプロジェクト。

兵役中の息子のいるコリアン家族に、airbnb民泊してきた。ローカルな生活からリアルな韓国ライフを。

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www.youtube.com

皆さんairbnbって知ってますか?

今流行りの民泊

ホテルでもゲストハウスでもない、
現地の人の家に有料で泊まらせてもらう、
短期型ホームステイ、それが民泊です。

 

そして、その民泊マッチングサービスで最大シェアを誇るのが、airbnb

www.airbnb.jp

 

以前、airbnb民泊の魅力についてはこの記事で紹介しましたが、

やはり民泊を使う1番の魅力は、

「現地のリアルな生活を体験できること」

にあることは間違いない。

 

airbnbの使い方は簡単!

サイト上で宿泊地や日付を指定して、出てきた物件を予約。

部屋のオーナーにあたるホストに、
部屋への辿り着き方、
チェックインの方法なんかを教えてもらいます。

実は潤p、海外でairbnbを使うのは初めてのこと。

WiFiも、土地勘も、相手が何者かも詳しく知らないままに、
人の家に行くのは少し緊張するもんです。

 

お家に到着!

潤pが今回泊まった部屋がこちら!!

www.airbnb.jp

家への行き方やチェックイン方法を教えてくれたのはホストのYejiさん。

しかし、仕事があるというYejiさんに変わり、

土砂降りのその日に車で迎えに来てくれたのは、
お父さんのCavinさんです。

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名前:Cavin
年齢:55歳
職業:広告代理店経営

 

この方も、また字は違えと、ケビンさん。
この旅3人目のケビンさん。

 

そして車で直ぐ、家に到着!

迎えてくれたのは、
犬のHoweと、お母さんのNamさんです。

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名前:Nam
年齢:50前半
職業:専業主婦

 

元々、同じ会社で働いていた頃の職場恋愛だという2人。

ものすごく仲の良いご夫婦です。

Cavinさんは、自宅をオフィスにして、
看板やポスターなどの広告代理店を個人経営されています。

なので、プリンターやデザイン器具がドッサリ。

 

そしてこれが潤pが泊まる部屋!

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もちろん個室で予約したので、プライベートルーム! 

WiFi、シャワー、その他アメニティ、も完備です。

 

皆んなで夕食。本格チゲ!

ご夫妻は僕を夕食に誘ってくださいました。

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本日の夕食は、
カルビチゲとチヂミ!

豪華!

お二人のご好意に預かり、
韓国の本格家庭料理を頂きます。

そして、もちろん机に並ぶのは、
銀の食器に、韓国のり、そしてやっぱりキムチ!

なんと驚きなことに、キムチは全部自家製だそうです!

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なんと!韓国の一般的な家庭には、
一家に一台キムチ専用の冷蔵庫があるんだとか。

見せていただくとこんなに!

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Namさんは本当に美味しい料理をふるまってくれます。

ちなみに、韓国では食器を持つのはバッドマナー。

皆んな、机に食器を置いたまま食事をするそうです。

 

突然の電話!

賑やかに食事を食べていると、一本の電話が!

お父さんが携帯をとるやいなや、
大きな声で何か言いました。

電話の主は、息子さんです。

お二人の息子さんは、現在兵役に従事し、
3.6度線で任務に当たっているそう。

2人は急いで、代わる代わる息子と一生懸命話しています。

息子さんの部隊の写真。

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息子の写真に向かって話しかけるお父さん。

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Cavin:潤p君は、何歳?

潤p:22です!

Nam:
え!?息子と同じ!!

 

お母さんの目が一瞬にして変わったのがわかります。

少し涙ぐんで、でも少し嬉しそうな。

実は僕が泊まる部屋は、もともと息子さんの部屋。

兵役にいく関係で、部屋が空いたのです。

 

親近感というか、もしかしたら重なるものがあるのか、
お二人は本当に親切にしてくださいました。

 

Cavin:やっぱり、ものすごく寂しいよ。いつも心配で心配で。お母さんは、初めの頃泣いていたよ。潤p君のお母さんは、君のこと心配してないの?

潤p:んんー、心配してると思います。

Cavin:笑。多分どこの国のお母さんも、皆んな子供が心配なんだと思うよ。

 

笑顔で溢れるお二人の家庭の下にある、韓国ならではの事情。

前々回記事のKevinは、韓国と北朝鮮の冷戦について、

「むしろ韓国人が世界で1番気にしてないと思うよ。」

と言っていた。

ミサイルが飛んできても、あまりにそれが日常すぎて、
もう騒がなくなっていると。

日本の地震みたいな感じ!?

 

しかし、やはり現状は変わらないのでしょう。

今まさにこの瞬間に、息子さんは最前線にいる。

ご家族がairbnbを始めて、
世界中からゲストを呼ぶことにしたのも、
少し納得する部分があります。

 

Yejiさん帰宅!

夜も更け、00:00近くなった頃、
airbnbホストとして潤pと連絡を取ってくれていた、
Yejiさんがついに帰宅しました。

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名前:Yeji
年齢:26歳
職業:大手デザインメーカー

 

アート一家なのですね!

大学でデザインを学び、
現在広告物のデザインメーカーで働かれています。 

そして、この時間の帰宅。

聞いてみると、これぐらいの時間に帰宅することも珍しくないという。

そして、朝は6:30には家を出るという。

韓国人の若者の一般的なハードな労働スタイルです。

その日の夜は、皆んなでマッコリを飲みながら談笑を楽しみました。

 

キンパ作ってみる!

翌日のお昼は、Namさんと一緒にキンパ作り体験です。

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キンパとは、韓国の海苔巻きのこと。

日本の海苔巻きとの違いは、
ごま油をご飯に混ぜること。

結構テカテカな感じですが、これがうまい!

もちろん、醤油にもつけません。

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日韓関係に触れる

皆んなでテレビを見ていると、こんな映像が映りました。

1人の日本の国旗を胸につけたマラソンランナーが映り、歓声を浴びている。

知っている方も多いかもしれませんが、
アジア人で初めてのオリンピックマラソンラン金メダリスト、
ソン・ギジョンです。

彼が特集されている理由は、
彼が日本の統治時代に韓国出身でありながら、
日本選手として出場した人物であるからです。

kotobank.jp 

もともと、せっかくなら韓国人が日本人のことをどう思っているのか?
そんなことを聞いてみようと当初は思っていたものですが、
いざこの映像を見ると、何にも言えない自分がいます。

でも、Cavinさんが優しく切り出します。

 

Cavin:そうだね。韓国と日本の間には、悲しい歴史があるよ。昔から、今もまだ引きずってる。でも、若い世代はそれを終わりにしないといけない。協力しあって。昔のことは、忘れる必要があると思うよ。

 

 

他にも皆んなで夜のハイキングしたり、
様々な韓国ローカルライフを体験。

 

やはり民泊は潤pの旅にはうってつけにございます。 

最終日、たったの2泊3日が、ものすごく寂しい別れ。

若干皆、涙ぐみながらも、次の目的地、上海へと僕は旅立ちました。

 

人生初めての海外airbnb体験。

信じられないほど、素敵な体験ができました。

短期ホームステイ。
短い間でしたが、韓国の暮らし、料理、兵役という制度だったり、
たくさんの日本とは違う生活を体験することができました。

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