潤pの、就活やめて、世界一周することにしちゃった。

2016/4/15から始まった、世界中の「働く」を探るプロジェクト! 日本の「就活」と「働く」ことに息苦しさを感じた「現役就活生」潤pが、世界の同世代と出会い、就活事情と労働環境、そのライフコースを取材、配信し、 帰国後に電子書籍化するプロジェクト。

【韓国ソウル総まとめ】近くて遠い国、韓国。似ているようで似ていない、韓国人のライフスタイル3つのポイント。

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韓国の滞在について、
それでは総まとめ記事書いていきます。

 

滞在期間:4/15~4/20 6日間

滞在場所:韓国 ソウル ホンデ & banghok

宿泊場所:
・Pumpkin Guesthouse:14won (約¥1400)/1泊 
(http://www.booking.com/hotel/kr/pumpkin-guesthouse.ja.html)
airbnb:¥2755/1泊

1日平均:約¥2480

移動費用:日本(成田空港)→韓国(ソウル仁川空港)

韓国旅行は、みなさんご存知の通りものすごーく楽です。

だって、そこらじゅうに日本語表記あるし、
地下鉄張り巡らされてるし、
だいたい英語通じるし、
日本語喋れる人もいる。

東京と変わらない大都市ソウルは、
飛行機で3時間で行けてしまう、
外国とは言い難いような、
距離的にも、気持ち的にも近い場所です。

 

しかし、そこに息づく文化や価値観、
ライフスタイルは、
その近い距離感とは比例していないのがおもろいところ。

特に今回のように、
現地の若者と出会って、
現地の家に泊まってみると、
全く違う世界が初めて見えてくる。

 

昔、ソウルには短期旅行できたことがありますが、
またその時とは全く違う楽しみがそこにはあったのです。

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韓国人のライフスタイル3つのポイント

韓国人の価値観で、ここは独特だって思ったポイントを3つ挙げます。

 

①兵役がある。

②アグレッシブなシェアの文化がある。

③だから生まれる生き辛さがある。

 

①兵役がある。


まず、やはり日本と大きく異なる点、
この国は未だに冷戦状態にあるということ。

今回は全体的に、
常にライフコースに兵役がどのように影響するのかというポイントを意識して
フィールドワークしてきました。

 

1番印象に残ってるのが、
airbnbで泊まった家の息子さんが、
pと同い年でありながら
現在兵役中でたった今この瞬間も3.6度線で駐在していること。

そんな状況に置かれた息子を持つ両親の心を、
言葉は完全には通じなくとも、
民泊を通して実感することができました。 

②アグレッシブなシェアの文化がある。


韓国人は日本人と比べると、
やっぱりなんでもアグレッシブです。

道を歩いているときも、
クラブで女性をナンパする方法も。

そして、なんでもアグレッシブにシェアします。

レストラン(?)でスープが出てきて、
取り皿に分けずスプーンで皆んなでシェア。
みたいなのが当たり前にありましたが、
ちょっと、えっ!? てなっちゃう日本人もいるのでは?

しかしそこには、
近しい人との強い絆を確かめ合う、韓国人なりの距離感がある気がします。

お酒の飲み方、驕りの文化、目上の人への服従、家族愛。

彼らの生活の端々から、
「アグレッシブな絆の確かめ合い」が滲み出てきます。

 

③だから生まれる生き辛さがある。


日本だとそこまで意識しない近親者や友人との絆。

しかし、韓国ではこれを意識するあまりに、
逆に生き辛さを生んでいる面がある気がします。

相手があまりに近くにいるものだから、
自分をよりよく見せようとなるあまり、
それに躍起にとられ、
厳しい受験戦争、就活戦争に見舞われます。

前にも書きましたが、
日本が社会から逸脱しないように人の目を気にする文化であるとすると、
一方韓国社会は、人の目を気にするからこそより自分から人と違う部分を積極的に作り出す必要が迫られる社会であるような気がします。

そして、それに乗り遅れてしまう人は、
早い時点で一生の勝負がついてしまう、
そんな厳しい競争社会にさらされることになります。

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食事も美味しければ、
過ごしやすいし、
人もみんな激しいけど優しい。

けれど、抱えてる問題や、価値観は、
やっぱり日本とは大きく異なる当たり前としてこの地に生きてるんだなと。

近くて遠い国、韓国。

いつか、長期滞在して、ゆっくり生活を体験してみたいなーと思う、
滞在だったのです。

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