潤pの、就活やめて、世界一周することにしちゃった。

2016/4/15から始まった、世界中の「働く」を探るプロジェクト! 日本の「就活」と「働く」ことに息苦しさを感じた「現役就活生」潤pが、世界の同世代と出会い、就活事情と労働環境、そのライフコースを取材、配信し、 帰国後に電子書籍化するプロジェクト。

【中国・上海 総まとめ】中国最大都市で暮らす超都会中国人。出生が人生を決める?大学生の3類型。

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広すぎる中国、
その中のほんの1都市、上海。

都会化され尽くした中国人のアイデンティティから読み解く

自分なりの総まとめ記事、書いていきます。

 

滞在期間:4/20~4/27 8日間

滞在場所:龍柏新村、浦東大道、南京東路

宿泊場所:
airbnb:¥2233/1泊
・上海大隐国际青年旅舍:60元/1泊 (約¥1000)
http://www.yhachina.com/ls.php?id=175&a=3
・上海 ブルーマウンテン 虹橋 ユースホステル:90元/1泊(約¥1500)
http://www.agoda.com/ja-jp/shanghai-blue-mountain-hongqiao-youth-hostel/hotel/shanghai-cn.html

1日平均:約¥2292(高けぇ!)

移動費用:韓国(ソウル仁川空港)→上海(上海虹橋国際空港)¥14,832

 

もーう、都会を極めている上海。
何よりそのデカさは半端じゃない。

しかし、もちろん交通網が張り巡らされているので、
少し遠いい場所へのアクセスも楽々です。

中国は、今回の旅の中でも行きたい場所ランキング上位に食い込んでくる場所でした。

そして行ってみての感想。

「時間、足りない。」

あまりに広すぎる中国。

多分上海なんてその中でもグローバル化されすぎて、
中国の味わいのほんの一雫を舐めたようなもの。

当初の予定を延ばして一週間ちょっと滞在はしてみたものの、
中国をしっかり味わおうには到底およばない期間です。

それでも、噛めば噛むほど味が染み出てくるような場所で、
面白すぎるところだった訳です。

 

大都会上海の、洗練された中華文化

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正直、当初思っていたほどの「激しさ」
は感じなかった上海。

というのも、中国人からしても、
上海はオシャレになりすぎて、
洗練され上品な中華文化が育っているといいます。

それでも!
車は歩いていると殺しにかかってくるし、
みんなそこらじゅうでぶち切れてるみたいな感じだし。

やっぱりパワーはものすごく感じます。

 

飯!

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楽しみだったのが中華料理!

大好きな中華料理を心置きなく食い散らかせると思ってたのですが、、、

超個人的な意見ですが、
私は日高屋派です。

というのも、その土地ごとに味付けがまったく違う中国。

上海は、甘辛い味付けが多いんです。

飯に甘いは厳禁だと思っている塩辛信者の潤pからすると、
あの甘ったるいなんだか間の抜けた味わいに愛情が目覚めなかった訳です。

そして問題は、国際都市上海でも、
かなり英語が通じず、
マジでメニューがわからん!笑

四字熟語みたいな料理名が羅列されるメニューの中で、
一体何を注文したらいいのか。

そして、肉まん一つ買うのも、
野菜まんだったり、よくわからんまんだったり、
失敗を繰り返してついに食いたいもんも食えませんでしたと。

まぁ、というのも金なくて最底辺の食いモンばっか食ってたからなんですけども。

もうちょい財布の紐を緩めれば、
多分日高屋より美味しいものにたくさん出会えたはずです。

でも、昔潤pを雇用してくださったジェイソンと食べた
小籠包はめちゃめちゃ美味かったです。

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美味しいものを食べたかったらケチるなの鉄則。

 

上海の「働く」

完全な個人の主観が入り込んで、
根拠も何も少なすぎる見解ですが、
僕の感じた上海の大学生の3類型をまとめた図が以下です。

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まず、都市部出身者と地方農村部出身者との格差は大きく、
経済的格差だけでなく、
制度的な格差も絡み、
その生活の厳しさは明確でした。

詳しくは以前の記事参考。
http://jumpeikobayashi.hatenablog.com/entry/2016/05/06/210750

 

そして、上海の都市部出身者の中で特に目立ったのは、
図の一般家庭出身者。

親の過度な子供への干渉が引き金になって、
その後のライフコースの意思決定に大きな障害を生んでいるケースがありました。

 

中国伝統文化と一人っ子政策の弊害

中国では、一般的な家庭では、
引退した親や親類の世話を子供が一手に引き受けることが当たり前だと聞きました。

しかし、一人っ子政策の影響で、
1人になった子供が、
1人で引退したすべての親類の面倒を見ることとなりました。

これが子供たちのプレッシャーにもなっています。

この子供が親の面倒を見るというシステムが、
余計親を、子供に経済的安定とよりよい職を迫る根底にある気がします。

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探れば探るほど、
どんどん面白い事象が湧き上がってくる中国・上海。

他にも、社会主義国家だからこそ見えてくる部分など、
興味深い点がたくさん。

経済の中心地として昔から栄えてきたこの街は、
文化的にも中国を牽引する大都市です。

中国では、

「お金を持っている人が絶対」

という考えが強く、
尊敬を集めるのは大金持ちの商人です。

そんな経済の街だからこそ、
友人同士の会計では、
割り勘文化が徹底されているというのも面白い話。

次の旅は、中国周瑜となりました。

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