潤pの、就活やめて、世界一周することにしちゃった。

2016/4/15から始まった、世界中の「働く」を探るプロジェクト! 日本の「就活」と「働く」ことに息苦しさを感じた「現役就活生」潤pが、世界の同世代と出会い、就活事情と労働環境、そのライフコースを取材、配信し、 帰国後に電子書籍化するプロジェクト。

カンボジアの孤児院に泊まってきた。

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www.youtube.com

カンボジアシェムリアップの空港に到着して、
まず向かうのは今回の民泊物件。

 

 

シェムリアップの民泊は、
めちゃめちゃ豪華なのに安かったり、

www.airbnb.jp

ドローカルな家に泊まれてリアル体験ができたり、

www.airbnb.jp

面白そうな物件が目白押し!

 

最後までプール付きのリッチカンボジア人の家に泊まるか、
もう1つのドローカル民泊にするか迷った結果、
ローカル体験を選んだ潤pをお褒めくださいませ。

 

あーーーー、プールサイドでカクテルとかやってみたかった。

 

しかし、今回シェムリアップで泊まった物件は、
ローカル体験以上の体験を経験できる素晴らしいものでした。

 

空港で、ホストが手配してくれたトゥクトゥクにピックアップされ、
赤土の道をひたすら走ります。

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ちなみにこのトゥクトゥクドライバーさんはホストの義理の弟さん。

トゥクトゥクとはこっちの劣化版タクシーのようなもん笑

 

ジュンペーサァアアアアアアアアアアン!!

 

アライバルゲートを出た瞬間に、
何故か潤pのことを一発でわかって呼び止めた、
根っからのトゥクトゥクドライバー。

 

懐かしい市内を通過して、
さらに奥にトゥクトゥクは進みます。

 

おー、どんどん未知の世界にはいっていくぞえ!?

 

到着して出迎えてくれたのはたくさんの子供たち。

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え?なんで子供たち?

 

実は今回の民泊、
孤児院での民泊なのです!

こちらがその物件!

www.airbnb.jp

 

元気いっぱいの子供たちに早速囲まれながら、
奥から1人の男性が。

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この方が、この孤児院を運営されているRathさんです。

 

そして、今回泊まる部屋に案内してくれます。

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すごい!なんだかわからないけど、
とりあえずいままでのとは全然違う!笑

 

手作りだというこの部屋。

ファン付きで1泊12ドルほど。

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もちろんシャワーもWiFiも、
必要なものは全て完備されています。

 

ここで、34日の孤児院ホームステイがスタートです。

 

授業教えてみる。

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ここの正式名称はNew Life Center Organization

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HPはこちらから
http://www.nlco-cambodia.org/

親を失った子供や、
家庭に何かしらの問題がある子供たちが共同生活をしながら、
同時に基礎的な小学校教育が行われています。

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中学校、高校に上がる子供たちは、
ここでの生活を続けながら、
近隣の中学高校へ進学していきます。

 

小さい子から高校生、
また大学生や社会人も共同で生活する1つのコミュニティ。

 

ここに、外国人が民泊を通して宿泊し、
生活が営まれています。

 

着いた翌日は平日の授業日。

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pも、せっかくなら授業を見させてもらうことに。

英語、算数、ダンスの授業が普段行われているこの学校。

なんかの流れで日本語を生徒たちに教えることに。

 

元気いっぱいな生徒達は、
我先にとアイウエオを復唱してくれるのです。

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一緒に暮らしてみる、それだけ。

ここでの生活は不思議な体験。

食事もお世話になります。
子供達と一緒に長机で食事をします。

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食事を作ってくれるのはRathさんのお母さん。

 

子供達はここでの生活を通し、
1つの共同体の中で、
お互いに成長し合いながら生きています。

 

食事を食べ、笑い、暮らしながら、
人生を歩んでいきます。

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しかし、おそらく彼らは、
過去や現在に僕には見えない重みをたくさん背負って生きているんだと思います。

 

けれど、この現状を、
どこにでもあるような、
誰でも簡単に言えるような、
悲観的な見方で見ることはありませんでした。

 

なにより、彼らとの生活が楽しかったから

 

人懐っこく話してくるし、
ハンモックでみんなで昼寝して寝っ転がってるし、
そこには共同体の中の幸せが満ち溢れている。

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カンボジアがどれだけ貧しいかとか、
どれだけ援助が必要かとか、
そんな話はどうでもよくて、
ただ彼らの生活に寄り添ってみる。

お節介な外国人の高みの見物は必要ないのです。

 

「可哀想だから、助けないといけない。」

そんな薄っぺらい感情を彼らの呼吸を知りもしないで掲げるよりも、


ただ一緒に住んでみて、

その幸せな姿が見えた。

だからまた、会いに来たいな。

そんなんで、いいような。

一方的なボランティアや援助では見えないような、
対等な関係だからこそ見えてくる景色を僕は民泊を通して見てきました。

f:id:jumpeikobayashi:20160606134241j:plainガチョウも一緒に泊まれるよ!

 

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