普通の子でも、売春するの? タイ・バンコクの風俗カルチャー覗いてみた。
ゴーゴーバーって何!?
タイの売春事情とは?
素人売春はあり得るのか?
名だたるタイの風俗あれこれと、そこに生きる女性たち、覗いて参りました。
誤解とか諸々を恐れずに言うと、タイは性に対してどこまでも貪欲な国であります。そのあまりの積極性は、コメディでも見てるんじゃないかって吹き出しそうになるほど、全てがぶっとんでオープン。
今回はタイに来たなら訪れないわけにはいかない、「性風俗カルチャー」、そしてそこで働く人たちについて綴ってみます。
全裸でダンス - ゴーゴーバー
言わずと知れた、タイ風俗といえば!というようなところ。
全裸で踊る女性達を客席から眺めながら、好きな子を指名して、アフターに連れ出し可能という、ショーキャバクラ風俗というようなものです。
ワンドリンクも安く(ビール¥300ぐらい)一杯でショーを楽しむだけでもいいので、経験として一度は行ってみる価値はあり。とりあえずバンコクの性に対するぶっ飛びさが掴めるかと。
バンコクよりもパタヤというビーチがゴーゴーバーとしては有名ですが、バンコクにも、いくつかゴーゴーバーが集合したエリアがあります。
特に、タニヤというエリアは、日本人専用ナイトスポットとして有名。通りに立ってる女の子はほぼ日本語を喋れるって言ってよろしいですし、看板は日本語だらけ。
*日本語の看板で溢れるタニヤ
わざわざ遠征にたくさん日本人が来るのでしょう。非常にお恥ずかしい話でもあります。
*バンコク風俗のメッカ、ナナ
ちなみに、ゴーゴーバー集合エリア最大のナナプラザには、面白いことに仏塔(仏壇)があります。
*ナナプラザの仏塔(仏壇)
出勤してきた嬢達も皆ここに手をあわせるのだから、突っ込みどころ満載ですが、さすが仏教国タイです。
普通の子でも、売春するの? - テーメカフェ
若干マニアックなところですが、テーメカフェとは、タイ版出会いカフェ。
中に入るとズラァっと女の子達が壁沿いに並んで、好きなこと直接交渉するというシステム。ここの売りは嬢達が、職業嬢ではなく素人売春者であること。ただ、素人を偽る職業嬢も大勢います。
*風俗だけでなく、バーのナイトスポットも隣接する総合的なナイトエリア
ここで面白いのは、女の子達と会話ができること。あくまでお話をしに来た潤pにとって、ここは絶好のチャンスなわけです。
もちろん彼女達もお金を稼ぎに来ているので、抱きもしない自分が長時間拘束してしまうのは非常識。手短に幾つかの質問をしてみました。ちなみに、ここにも日本語を喋れる人はたくさんいます。
潤p:ここにはよくくるの?
嬢:週に2回ぐらいかな。
潤p:どうしてここで働こうと思ったの?
嬢:お金がいいから。今日やる?
こんな人も。
潤p:どうしてここで働くことにしたの?
嬢:1ヶ月前自動車事故を起こしちゃって、その弁償でお金が急に必要になったの。
当たり前のことですが、全ての嬢達がお金のために働きます。
嬢の雰囲気もそれぞれで、やけに盛り上がって絡んでくるタイプ(おそらく職業嬢)や、緊張で声をこわばらせる嬢。やたらと買え買えと自分を売り込んでくる嬢などなど。
中には、友達2人で来ているこも。
潤p:普段は何してるの?
嬢:大学生です。
潤p:友達も大学生?
嬢:はい。クラスメイトです。
潤p:ここは、よくくるの?
嬢:実は、今日でまだ二回目なんです。
潤p:他の仕事もしてるの?
嬢:セブンイレブンの仕事もしてます。だけど、セブンイレブンは安いから全くお金にならないんです。
普段は安いセブンイレブンで働き、大学に通いながら、夜はここで買われていく。そんな場所に友達と、来る。一般職のタイ人に聞いたところ、やはり性風俗で働く人に対する偏見は強くありましたが、それでもこの国の風俗カルチャーのオープンさをみると、その境目は決して明確ではないとも思えてしまいます。
*ビキニ姿の女性たちが客引きに燃えている。
ゴーゴーバーやテーメカフェ以外にも、女性用のゴーゴーボーイや、レディボーイバー、各種性癖を満たしてくれるありとあらゆる風俗が混在するタイ。
観光立国として急成長していく背景に、
毎日たくさんの外国人がセックスに明け暮れて、
その分だけ多くの女性がその対価を得ています。
世界でも特別すぎるオープンな性風俗文化。
観光立国という国柄と、飲酒とパーティー文化から裏付けられるタイ人のオープンな性格、需要のなくならない高収入業と、様々な要素が混ざり合って生まれた、魅惑の国タイを代表できる、1つのカルチャーといえます。