【上海〜香港 】列車移動の方法。19時間の寝台列車
上海人:え!?おま、マジで列車で香港行くの?時間かかんじゃん!
潤p:いいじゃん乗りたいんだもん。
なんとなく、
寝台列車の長時間の移動に、
ロマンを感じずにはいられないタチの潤pは、
上海〜香港間を、
フライトであれば1時間半ほどで着く道のりを蹴り落とし、
19時間の列車移動を選択したわけでございます。
上海駅!チケットの買い方
まずどうやってそもそも切符を買うかという話ですが、
方法は、基本駅での窓口購入になります!
ただ、他にも高い値段を支払って代理店にお願いしたり、
中国人にお願いしてチケットを取ってもらったり、
はたまたオンラインで予約できる英語の謎サイトを見つけたりしましたが、
駅で買うのが一番安くて安心だと思います。
駅はこちら、上海火車站。(上海駅とは同じものです。ただ列車駅という意味なだけです)
窓口での購入方法。
早速窓口を目指しましょう。
地下鉄で上海火車站までいけますので、
そこでチケットを購入しましょう。
ただ、ややこしいのがここ、
北口のチケット売り場ではなく、
南口の売り場でないと香港行きのチケットは買えないということ。
そして、さらにややこしいのがチケット売り場に行ったとしても、
いろいろな窓口がある中、
香港行きのチケットを扱っているのは5番窓口であるということ。
ややこしいですが、
潤pは、まず、北口に間違えていき、
間違えて10番に並びという間違えに見舞われ、
写真の通り大混雑の列のせいで買うのに一時間半ほどかかってしまいました。
まず留意していただきたいのが、
上海人、基本あまり英語が喋れないということ。
つまり、駅で直接チケットを購入する際は、
是非、中国語で買いたいチケットを紙にでも書いて受付の人に見せるほうが、
無難!
「日にち、出発駅、到着駅、座席タイプ」
ぐらい書いておけば、なんとか買えます。
どこの駅からどこの駅?
上海〜香港間であれば、
出発駅は「上海火車站」
到着駅は「九龍站」
座席タイプ!
こちらのリンクを参考に。
基本的に抑えておきたいのは4種類。
・硬座
・軟座
・硬臥
・軟臥
「座」は椅子、
「臥」は寝台です。
香港までいくなら「臥」の方のチケットを買いましょう。
そして、あとは、快適に行きたいかどうか。
「硬臥」は安く、一室に6ベッド。
「軟臥」であれば「硬臥」より2倍近い値段になりますが、
一室に4ベッドと快適な旅ができます。
列車番号!
上海〜香港の列車番号は「Z99」
こちらの列車番号は、
チケット売り場の列車一覧表から見つけましょう。
潤pが結局買ったチケットは、
硬臥で380元。日本円で¥6280ほど!
飛行機よりも¥5000以上は安いですね。
上記の情報が確実に伝えられたら、
チケットは買えるはずです!
結構売り切れたりもするのでお気をつけて。
出発!
香港行きのZ99は18:00発と決まっています。
そこから香港着
香港は、中国でも特別区となっており、
入るためにもパスポートの提示が求められます。
出発の1時間前ぐらいからボーディングが開始され、
荷物のチェック、パスポートの審査など
通り抜け、列車を目指します。
駅に入り、電光掲示板を見ながら、
Z99の出発ホームを探します。
行ってみると、そこには長蛇の列が!
この列車に乗っていきます!
これがベッド!
ここが最安のチケットのベッドでございます。
1セクションに6ベッドと、
かなり狭いですが、
中国人たちと仲良く19時間の長旅のスタートです。
以外と快適。
エアコンもついてるし、
清潔で多分中国の列車産業は相当発展しております。
それもそのはず、この広すぎる国、端から端まで線路でつながり、
北京からチベットまでもいけちゃうんですから。
列車で何泊よ!
食堂車で食べて見る。
こいつも楽しみだった一つ、
食堂車!
中国の人たちは、
ほとんど食堂車で食べず、
自前の屋台飯見たいのをビニール袋パンパンに大量に持ってきて、
家族で大宴会を始めます。
食堂車は思いの外値段が安く、
一色20元(¥340)ほどで食べることができました。
絶対高いと思ってた。
味はまーまーですが、
雰囲気は面白い。
まず、車窓が変化していくのを眺め得ながら食事ができるのはなんとも優雅な気持ちになります。
相席したおばちゃんと。
気合の「漢字」で筆談会話。
香港到着!
そして、お昼の13:00頃に香港に到着したのです。
夜も快適な列車旅。
中国に来た際は、
是非一度は試して頂きたい経験です。