世界の「働く」
世界は歴史の上に成り立っている。 そんなことを、メキシコ、ブラジルを超えてつくづく思うのです。 *サンパウロの日本移民史料館 ブラジル、サンパウロの日本史料館へ行った時、なんだかやたらと胸が熱くなる。 70年前の日本人は、色んな苦労を乗り越えて…
地球の裏側に、世界一の日本人街があるって、知ってましたか!? www.jumpeikobayashi.com 上の記事でもご紹介しました、ブラジルのサンパウロには、世界一の日本人街、リベルダージという場所があります。 遡ること、100年以上前、奴隷制廃止による労働者不…
近年のメキシコ人若者層の大きな動向といえば、海外へ移住する人が増えていること。 言い方を変えれば、国を捨てる若者が非常に多いことだと思います。 今、メキシコ人の移住先人気国はカナダでしょう。 世間を賑わせたトランプのメキシコに対する厳しい政策…
ベネズエラの恐ろしい状況、知っていますでしょうか。 独裁政権によってコントロールされるこの国は、今、1日に50人が殺される治安状況と(*以下記事参照) チョコレート1枚買うだけで最高額紙幣が10枚必要なほどの、ハイパーインフレーションを迎えてい…
大きなバックパックを抱え、メキシコシティの地下鉄を移動している時、目の前にいた1人の若者が話しかけてきました。 男:それ、重くない? 何キロぐらいあるの? さすがはラテンアメリカ。 地下鉄内で見ず知らずの人に話しかけるなんて、オープンなお国柄…
アメリカという国を理解していなかったこれまで、アメリカは弱肉強食の優しさのかけらもない恐ろしい国だと思っていました。 しかし、こうして長くアメリカという国を感じてみると、この果てしのない競争も、アメリカ流の「美学」を元にできているのだという…
学歴社会アメリカでは、ピンからキリまで大学のレベルも様々。 今回は、ニューヨークから州をまたいでニュージャージー州へ、といってもマンハッタンから川を越えて島向かい。 ニュージャージーシティ大学へ行ってきました。
究極の競争社会、アメリカ。 前回記事で触れたハーバード大学の優秀学生がいる一方で、そこにあぶれてしまう若者が存在するのもまた事実。 www.jumpeikobayashi.com ただ、彼らもただ黙ってい生きているわけじゃない。 彼らには彼らなりの人生設計があり、戦…
絶対に行ってみたかった場所、ボストンのハーバード大学。 若者の「働く」意識を世界中で見て周っている潤pのプロジェクトにおいて、世界1の大学生の人生って、一体どんなものなのか、彼らは何を考えて生きているのか、見ないわけにはいかんのです。 *ハー…
ロンドンの街に着いた瞬間、久しぶりに東京を感じました。 こんなにスーツの人を見かけた国もこれまでなかったし、 険しい顔つきで忙しそうに人が行き交う交差点も久しぶり。 朝の通勤ラッシュでは改札にダッシュで駆け込む人がいて、 まさか、電車の中で、…
グローバル都市ロンドン。 この旅始めての英語圏だー!と思ってカチコミんで行ったら、周りで聞こえるのは、中国語、アラビア語、トルコ語、ヒンドゥー語、聞いたこともない言語、、、ってくらいのダイバーシティです。 日本人の知らないヨーロッパのグロー…
自由の国、フランス。 こんなに楽しい場所はない、パリ。 ただ、何でしょうか。 自由大好き潤pくん、なんだかここパリが物足りない。 フランスでは「自由」をテーマに考えてきておりますわけですが、 より掘りまして、 今回は潤pの思う、東京の自由の聖地、…
パリ滞在中、家に泊めてくれていたフランス人の友人Aさんが、こんなことを言いました。 A:フランス人にとって一番大切なことは、自由だと思う。 *家に泊めてくれていたフランス人カップル
これまで潤pは爆速で歩くことで名を馳せてきたわけですが、 世界23カ国周る中唯一潤pを追い越したのは、スウェーデン人だったのです。 なんなんでしょうか、スウェーデンに来てからというもの、奇妙な感覚が抜けません。 滞在中1日も晴れなかったということ…
スウェーデン。 この旅の中で、必ず行かなければいけない場所だと、出発前から考えていました。 豊かな高福祉制度に支えられた、世界でも先進的だと評判の北欧の国には、それはそれは世界でもずば抜けて尊敬すべき若者がいるのだろうと。 しかし、、、事情は…
スウェーデン人の若者は保守的だった!? 福祉国家で、休学も当たり前、なんて素晴らしい社会の裏にある、若者たちを保守的に向かわせる意外な動機がありました。 今回は1人のスウェーデン人の若者から、そのライフコースの描き方、就活、聞いてきました。
よく、日本人とドイツ人は似てるって言われませんか? お互い、勤勉、真面目で、同じ工業国。第二次世界大戦の敗戦国と。 ただ、ドイツに行ってみて、現地の人たちと出会ってわかったことがあります。 日本人とドイツ人って、ぜんっぜん似てない!!!むしろ…
ドイツは今回潤pが旅した国の中で、 最もブルーカラーの地位が高い国でした。 日本を含めて世界的に、ホワイトカラーの人は、高学歴、高収入、社会的地位の高い人として認識される一方、ブルーカラーで働く人に対する負のイメージは少なからずあると言わざる…
宣言できることがあります。 この旅を通して出会った若者の中で最も見習いたい若者は、ドイツ人の若者たちでした! 潤pの主観であることは前提として、世界で最も自由、それでいて堅実、そして積極的な彼らのその洗練されたマインドは、一体どのような背景か…
旅をしていると、「見極め」を試されることが多い。 これ、本当に美味しいのか? これ喰っても、腹壊さないか? ここは、危なそうだから行くのやめよう。 これ、ハニートラップじゃないよね。。。 一番難しいのが、 この人信じてもいいのか!?それとも悪人…
イスラエルの若者は、3年間の兵役が義務付けられています。 韓国など世界のいくつかの国にも兵役はありますが、未だテロなどが絶えない不安定なイスラエルの兵役の厳しさは、群を向いている。 トム:仲間が何人も、目の前で殺されたんだ。 極限状態で生き抜…
ある日、イスラエルはエルサレムの旧市街を散歩していると、けたたましいサイレン音が鳴り響きました。 *ダマスカス門 何事かと騒乱の方向へ行くと、旧市街の大きな門の1つ、ダマスカス門の目の前に、大勢の群衆とイスラエル軍、救急車にパトカーが集まっ…
シオニズム、シオニスト。 歴史の教科書に書かれた事実は、遠いどこかの昔話として僕らには思えているかもしれません。 しかし、ここイスラエルには、想像をはるかに上回る現実が当たり前として存在しているのです。 今回は、シオニズム活動家の19歳の青年、…
世界中から注目を集め、スタートアップが盛り上がりを見せるイスラエルはテルアビブ。 同時に、兵役が義務付けられる人生で、イスラエル人の若者はどのように人生を歩んでいくのでしょう。 今回は、1人のイスラエルの最先端スタートアップキャリアを積み続…
イスラエルのテルアビブは今、スタートアップの町として世界から注目を集めています。 その現状を見てみたい!こいつがテルアビブにやってきた目的なのです。 これまでの旅でも、スタートアップのメッカ、インド・バンガロールでフィールドワークを行ってき…
とりあえず、ピラミッドの街、エジプトのカイロでまったりと過ごしているわけでして、 イスラム国家としてはこの旅で4国目(バングラデッシュ、オマーン、ドバイ)、 アラビックな国としては3国目(オマーン、ドバイ) となるわけですが、同じムスリムの国…
世界中、無数にあるゲストハウス。 ゲストハウスのスタッフは、バックパッカーがその国で初めて関わるローカルの人だったりしますけども、 彼らも様々な人生を背負いながら、今そこで働いているのです。 ケニアの首都ナイロビの、有名な日本人ゲストハウス、…
アフリカ最大のスラム、ケニア・ナイロビのキベラで出会ったのは、若くして想像を絶するような生涯を背負った若者たちでした。
これまでのフィールドワークで明らかになった、タンザニア人の働くスタイル。 ・大卒でも半数が就職できないという現状。・厳しい環境下で生き残るために、複数の仕事を掛け持ちするスタイルが一般的。・学歴の効力が少ないサバイバル社会。 実際にそのよう…
ジャンボ!マンボ!セジャンボ!ウコポア!ニコポワ!シュワリ!ハバリ! これら全て、スワヒリ語の挨拶表現である。 タンザニアの母語、スワヒリ語は、ひたすらにハッピーな言葉なのであります。 道端で、しょっちゅう皆んな立ち止まってこの挨拶を交わして…