ミャンマー・ヤンゴンのスーパー銭湯スパ、ゴールデンパークの大浴場行ってきた!久しぶりの風呂を堪能せよ。
世界でも珍しい、熱い湯船に全裸で身を浸す民族、日本人。
海外にいて、さほどホームシックに見舞われないことで有名な潤pも、猛烈に日本人としてのアイデンティティがとめどなく湧き上がる瞬間が3つあるのです。
1つは、油ギットギトの食生活に疲れ果てた時、味噌汁と、白飯と、焼き魚と惣菜、そして納豆というなんの変哲もない日本の食膳を猛烈に欲する時があること
2つ目は、また来年を待てばいいものの、日本の夏の代名詞、夏祭りと花火大会に参加できない無情さ
そして、最後に、疲れ切った時に猛烈に身体が欲する、風呂欲
であります。
さて、ここまでの旅、イージーコースと言われる東アジア、東南アジアといえども、さすがにひっきりなしに移動しては宿を探し、現地の飯に博打を打って、自らのプロジェクトに勤しむという毎日に、疲労を覚えないはずもないのでありまして、
疲労回復の方法はさぞあれど、日本人的なマインドで培ってきた感性は、「風呂に入れば全部オッケー!」と信じ込ませて聞かないわけであるのです。
もちろん、シャワー一択で、時には冷水しか出ないような環境で2ヶ月近くやってきたもんだから、熱い湯船に浸かる快感はさぞたまらんもんに違いない。
ミャンマーに長くいるつもりだったので、その日1日は休息日と、ヤンゴンでにわかに人気を集めつつあるという、大浴場付きのスーパー銭湯スパに行ってみることにしたのであります。
ゴールデンパークに行ってきた!
現地在住日本人御用達、ヤンゴンの富裕層もこぞって使う韓国流スパ。それがこちらのゴールデンパーク(Golden Park Korean Spa)です!
何が韓国流なのかというと、長時間韓国式サウナに入り、その後、湯船に、そしてまたサウナに、そしてまた湯船にというのを繰り返すところらしい。
いずれにせよ、湯船が待ち構えてるもんだからこの日だけは贅沢しようと、日本円で¥1000ほどを叩いて浸かってくることにした。ちなみに、こっちで¥1000といったら巨額の富になるので、そうとうな決心である。
ゴールデンパークへの行き方。
写真の番号235番のバスに、ヤンゴンの全てのバスの発着所であるスーレーパゴダから乗って、1時間ほど揺られれば到着!(ミャンマー人は英数字使わないのね)
地元の人にゴールデンパークって言ってもなかなか伝わらないので、なんとか頑張りましょう。
湯船に直行!
温泉ではないながら大浴場に、リラックスルーム、サウナが数種と、バーにレストラン。マッサージなどのスパ施設も整っています。
ひっさびさの湯船。とにもかくにも、韓国式がどうだろうと知ったこっちゃないので、とりあえず湯船を目指せと身体全身が言うもんだから直行。もちろん、専用の水着のようなものを着用。
タオル一枚や、フルチンで湯に浸るのが当たり前の日本人感覚は、一歩この離島を出れば変態行動の変質者極まりないと全世界で受け止められるらしいので慎みます。
ぬるめのお湯と、プール程度の温度のお湯、おして、待ってました熱々のお湯!
これだけ楽しみにしていたのに入ってみると妙なもので、すぐにのぼせて早く出たくなる。
しかし貧乏性が災いして、この機会しかないぞと無理やり長居しすぎて体調が悪くなるなど気にしたことではないのです。
湯を浴びたらサウナやリラックスルームで贅沢なまでの贅沢を堪能します。日本の¥1000で考えれば安いですけども、こちらの¥1000となれば王様気分であるものです。
ライブショーと共にラグジュアリーディナータイム。
さて、一通り満喫したら、日が暮れて、まさかの夜はお酒と食べ物を楽しみながら、ライブ演奏まで聞けちゃうんです。
こんなミャンマー人いたの!?って思うようなアーティストな風貌の輩が演奏してくれながら、現地のミャンマービールをドラフトで頂きます。
こんな贅沢、旅でて初めてやぁ。
韓国式スパとあって、メニューには韓国料理も。この旅で、1番料理が美味しかった場所は、まぁタイ料理は別格として、中華料理も差し置いて韓国料理!時が経つにつれ、韓国にいたときなんでもっとチゲがぶ飲みしておかなかったんだと後悔していたのでチゲを注文。
最高なラグジュアリーであります。
支配人と仲良くなった!
さて、偶然、こちらの総支配人と仲良くなることができました。コーミンさん。ミャンマー人の、若手仕事マンです!
翌日、彼に誘われてお酒を飲みに。飲酒文化の少ないミャンマーで地元の居酒屋に連れて行ってくれました。
もともとは、レストランのウェイターとして働いていたコーミンさん。しかし、現在はここの支配人として働いています。
奥さんと子供もいるようで、この仕事を足がかりに、他の仕事にチャレンジしていきたいそう。
*シメのラーメンならぬ、ミャンマーの代表的麺料理シメのモヒンガー
たったスパで会った客人に、とても親切にしてくださったコーミンさん。
そして、旅人の疲れを癒してくれる体験になるはずのゴールデンパークです!是非ともヤンゴンに来た際はゴールデンパークに足を運びくださいませませませ!
そして気づくのです、やっぱ日本人には風呂は必需やな。