潤pの、就活やめて、世界一周することにしちゃった。

2016/4/15から始まった、世界中の「働く」を探るプロジェクト! 日本の「就活」と「働く」ことに息苦しさを感じた「現役就活生」潤pが、世界の同世代と出会い、就活事情と労働環境、そのライフコースを取材、配信し、 帰国後に電子書籍化するプロジェクト。

バンガロール、スタートアップ最前線のミートアップイベント行ってきた。爆発するインド若エネルギー!

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インドのシリコンバレー、スタートアップのメッカ、バンガロールの週末の過ごし方といえば、ミートアップ!

バンガロール中から、いやインド中から集まるエネルギーに満ち満ち溢れましております若手起業家たちが、情報交換し、お互いを高め合う場として多数開催されておるのです。

今回はちょうど、そんなアツさを極めるバンガロールのスタートアップミーティングに、私潤p単身、参加して参りました。

バンガロールの若手起業家たちは一体何を考えているのか、今バンガロールのビジネス界で何が起こっているのか、その最前線を追ってきました!

 

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今回参加しましたのは、バンガロール最大規模のスタートアップ支援団体であるHeadStart Network Foundation主催のStartup Saturdayという、定期開催のミートアップ。

Startup Saturday | All About Startup Funding | Headstart Network

 

HeadStart Network Foundationスタッフの説明から始まりまして、各起業家たちによるそれぞれの事業紹介、さらにスタートアップ精通者を招いたパネルディスカッションと進んでいくプログラム。

同時開催で、幾つかの企業のブース展示も行われておりまして、メインステージとサブ展示を自由に行き来できる自由なミートアップイベントです。

本来、人と人とをつなぐことを目的とするミートアップの特徴が存分に活かされた、会場全体が社交の場として機能する、バンガロールの若手起業家必須のイベントな訳でございます。

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*こんな建物で開催。

インドの最先端も、やっぱりインドだった。

さてさて、しかしやしかし、ここは最先端の地バンガロールと言っても、インド。

やっべー遅刻すると思って、いつもは使わないタクシーをぶっかまして焦りたぐった自分がアホみたいな感じで、余裕ブッこいての45分遅れでスタートいたしましたわけです。

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着いた瞬間、

え!?会場間違えた!?定刻すぎてるのにガラガラやぞ!?(上写真)

 

参加者皆さんも承知の上のようで、定刻の30分後ぐらいからたくさん人がやってくるという、なんとも潤pはまだまだ生粋の日本人でありますことが証明されるのです。

イベントスタート!激アツなイベント。

さて、そんな話は置いておいて、やっとこさスタートしましたイベントの、今回の司会者のハイテンションたることや。

インド訛りを極めた英語で、一瞬にして会場を巻き込んだかと思えば、HeadStart Network Foundationの説明をさらりと時系列で話してくれて、早速、各起業家たちによる事業紹介へバトンタッチ!

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1企業5分ほどの時間を与えられ、自社サービス・プロダクトの紹介や支援依頼をプレゼンしていきます。

面白いのがその後で、プレゼン終了後、司会者が会場に、

「今の話を聞いて、このサービスを使いたいと思った人!?」

と挙手を募り、瞬間にして、スピーカーの話術、サービス・プロダクトの魅力が採点化されるスピード感と緊張感のある形式です。

さらに、質疑応答の時間では、質問者もそのプロダクトの問題点を積極的に指摘して、それに登壇者も答え、さらに他の質問者も乗っかってっていうような、会場全体がディスカッションのようになるのです。

中には、質問者にコテンパンにやられ、口ごもってしまう登壇者も。

多種多様な大小、新旧のスタートアップが10社ほど登壇していきます。

 

その後は、バンガロールスタートアップを牽引する3人のパネラーを招いたパネルディスカッション。

こちらでは、会社の運営などかなり実用的な話が展開されていきます。

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バンガロールの最前線で生きる、3人のビジネスマン。

このイベントに参加する人も皆、スタートアップの経営者や、これから会社を立ち上げようとする人、以前関わっていた人ばかり。

その中で、3人のイベント参加者にちょこっと話を聞いてみました。

 

ビジネスパートナーを探す、新しいマッチングサービス。

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登壇者としても登場したAさんは、相方と2人でスタートアップを始めた経営者。

数あるマッチングサービスの中でも、ビジネスパートナーを即座に見つけることができるというマッチングサービスを先日ローンチしたばかりの若手ビジネスマンです。

 

小規模のスタートアップで鍵を握る、共同創設者、出資者であるco-founderをいかにして見つけるかという問題。

実際に、その苦労を知るAさんは、その経験をもとに、この新しいマッチングサービスを開発しました。

 

一見地味なように感じるサービスかもしれませんが、スタートアップを起こそうとする人に限定するターゲットの絞り方が絶妙で、バンガロールには必須のサービスとなること間違い無し。面白いサービスはたくさんあるようです。

 

今は、ひたすらコネクションを作りたい。22歳の将来の起業家。

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B:今は大学在学中ですが、これから自分の会社を立ち上げようと思っています。その下準備として、今はこうゆうミートアップイベントに積極的に参加してコネを作って、スタートアップの勉強をしています。

 

自分の会社を持つことが夢だと語る学生のBさん。

経営論などは本などでも学べるけれども、フェイストゥフェイスでの出会いやイベントは1番の学びになるといいます。

 

B:大学を中退したビルゲイツが成功したのも、最近バンガロール16歳が始めたスタートアップが成功しているのも、その人たちに強いエネルギーがあったからだと思います。僕の中にあるエネルギーを1番大切なものとして、これからの人生を歩んでいきたいと思っています。

失敗なんて、気にしない!

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ヒゲのインパクトが素晴らしいCさんは、一度スタートアップを立ち上げて、失敗した経験を持っています。

SNS Appを作成しましたが、他Appとの差別化がうまくいかず、断念したというCさん。しかしその口ぶりに恥じる雰囲気は一切なく、それを経験としてむしろ誇りすら持っているように感じます。

 

C:スタートアップの会社を一度潰したことがある人ならたくさんいます。チャンスはいくらでもあるし、co-founderさえ見つかればいつでもスタートを切れる状態には常にしてあります。またすぐに、自分のビジネスにチャレンジするつもりですよ!

 

まとめ。

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もんのすごい熱量を感じられるイベントでした。

誰もが積極的で、失敗を恐れず、また存分に楽しんで将来を描き出そうとしている人たちばかり。

 

なにより、驚かされるのはそのスピードで、

日本では、例えば、今の仕事が落ち着いたら自分の会社をやりたい、という人が多かったり、まずは経験を積んでから何年後かに会社をやろうという人たちが多いように感じますが、こっちの人に、いつ会社立てるの?っと聞くと、だいたいの人が1年以内と答えるから面白いのです。

 

インドなまりの英語は最強に疲れさせてくれますが、参加者のエネルギーがすごい。

200ルピー(約¥300)で半日スタートアップ漬けになれるこのボリュームは、断然お得なイベントなのででございました!

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