【バングラデッシュ・ダッカ 観光総まとめ】これさえ読めばとりあえず行ける!入国、食べ物、物価、交通手段、治安まで。
しかし、インドよりもはるかに「カオス」なこの国は、激しい衝撃を求める人には是非訪れていただきたい場所なのです。
今回はそんなバングラデッシュの一番の都市、ダッカを観光するために必要な「気になる全て」まとめます。
滞在場所:ダッカ市内、ウットラエリア
宿泊場所:
・あじさい:9ドル/1泊 (約¥900)安全エリアで快適に暮らしたい方は。
・airbnb:¥1200/1泊
1日平均:¥1812
移動費用:ヤンゴン→ダッカ(空路)¥19,655
【入国方法】日本人は無料です!
バングラデッシュを是非訪れていただきたい理由に、VISA代が日本人は無料というのがあります。おそらく多大なる日本からの援助金のため。ちなみにそのためにバングラデッシュは親日的なところがあります。
日本人以外は50ドル。
空港に到着したら、すぐにアライバルVISAのカウンターがあるので、まずそこで堂々と日本人であることを宣言しましょう。
すると、必要書類に滞在先などを書くといとも簡単に、アライバルVISAが無料で発行できてしまうのです。
【物価】住む場所によって、物価が違う。
バングラデッシュのダッカは、大きく分けて3つのエリアに分けることができます。
旧市街のオールドダッカと、中間に位置するオフィス街などのビジネスエリア、そして比較的治安のいいウットラというエリアです。
今回僕が滞在していたのはウットラエリア。高級住宅街で、治安もいい代わり、物価は高くなります。
と言っても安いですが、特に宿泊費は大きく変わりますので、見当が必要です。
【交通手段】リキシャー!オートリキシャー!激しい渋滞。列車がオススメ?
日本では見られないような移動手段がいくつかあるのも面白いところ。
特に、自転車を改造したリキシャーという乗り物は、一乗の価値ありです。値段交渉制で外国人となれば2~3はたまた5倍の値段を請求してきますので、あらかじめ周辺の一般人にでもある程度の相場を聞いてから値段交渉に入るのがオススメです。
でも、これはじめはそんなぁ、人がこぐ乗り物なんてどうよと思うのですが、一回乗ると、はまること間違いなし。というのも、かなり道路が狭く入り組んだダッカでは小回りのきくリキシャーは便利なのです。
他にも、トゥクトゥク代わりのオートリキシャーや、バスもあります。
ただ、人口爆発とインフラの未発達のため、ダッカは常に大渋滞、ウットラからオールドダッカまで、直線距離では30分もかからずつくようなところを、2時間とかザラなので。特にバスでは満員バスで死にそうになるので、
そんな時は、列車を活用しましょう。
重要拠点を結んでいるこの列車は、運行頻度も悪くなく、渋滞なしに各地へ人を運んでいます。ただ、無賃乗車勢も多く、列車内スリやトラブルも多いらしいので注意です。
とりあえず、以下の地図、Kamalapur駅につければ、ここが街の中心部で、いろいろとスタートするのに便利です。ちなみに、インドへのバスターミナルもここにあります。
【宿】オールドダッカは激安らしい。
上記の通り、エリアによって物価が大きく変わるダッカ。
今回はお金で安全を買いましたが、カオスの代名詞、オールドダッカにある宿は、¥300ほどからある激安揃いらしいです。
ちなみに、バングラデッシュもネット環境が弱いので、そこの注意が必要です。
【観光】観光というか、カオスを味わう街。
正直言って、いわゆる世界遺産とか、観光名所はほとんどありません。
そのため、旅行大好きな欧米人も滅多に見かけません。
しかし、カオス体験をするには、インドよりも最適の場所です。
爆発する人口、本当に人が波のように感じ、酷いまでの生活感と人間の生きるエネルギーとか汚いものとか、全てがごちゃまぜに過密に集まっている場所は世界でもここぐらいでしょう。
日本ではまず絶対に吸うことができない空気を吸うことに、バングラデッシュに来る意義が一番あると思われます。
【食べ物】とにかくカレー。
全てのものが、とりあえずカレー味、カレー味、カレー味。
米だけではなくて、ロティやチャパティ、ナンもありますので、カレー好きの日本人には楽しめる場所だと思います。味も、かなり美味しい!
ちなみにトライしていただきたいのが、路上にどこにでもあるチャイ屋さん!
インドと違いマサラ入りの独特の風味はなく、紅茶にコンデンスミルクを溶かしたあまぁ〜いミルクティ。これが本当に美味しいし、一杯15円ほどで、インドよりも安いです。
嗜好品の少ないイスラム教のここの国で、大人のたまり場、日本でいう居酒屋のよなところがここなのです。
そういえば、ラマダンの時期は注意が必要です!イスラム教の国なので、一年に一度のラマダンの時期に当たると、良くも悪くも、ありえない体験ができますよ!
【ナイトライフ】皆無です。
まず、お酒はほぼないので、あっても日本の倍ぐらいの値段するので、飲んでませんね。
ナイトライフは期待しちゃいけませんね。
ただ、在留の外国人向けのクラブやバーがあるとも聞きました。
実際にバーであればいくつかありまして、お酒を楽しむムスリムもいます。
ただ、郷に入っては郷に従えで、禁欲生活もイスラム教国のバングラデッシュならではの経験では?
【治安】気をつけましょう。これだけは。
治安に関しては、やはり用心する必要があります。
実際に、スリや強盗も多発しているらしいですし、リキシャーやオートリキシャーに乗り込んで強盗を働くケースも聞きました。
怪しい客引きも多いので、当然シカトです。
現地人も大量に襲われているぐらいですから、外国人なんかが注意散漫では格好の的です。まずは宿は安全なエリアに泊まるとか、信頼できる現地人と仲良くなるとか、他の国の旅行とは頭を切り替えて生活する必要があります。
【バングラデッシュ人】実際は、心優し人たちばかり。
この滞在でも、信じられないほどバングラデッシュ人に良くしてもらいました。
イスラム教の懐の広さというか、親切な人が多いここバングラデッシュ。
治安が悪い中でも、要領良く気をゆるしていくと、彼らのことを大好きになること間違いなしの温かい人たちです。
【楽しみ方】存分にカオスを吸いたぎれ!
上記の通り、こんな空気を吸えるこのカオスの街の楽しみ方は、芯を持ちながらもカオスの中に溶け込んで、ゆっくり深呼吸してみることです!ありえない体験が目白押し!
【ダッカの街ってどんな街?】
最後に、ダッカは、東南アジアでもヤンゴンに並び世界中から注目を浴びる都市です。
多くの資本も集まり、急成長を続けています。
しかし、その近代化とは裏腹に、まだ路地に色濃く残る独特の部分。
そのバランスが妙に興味深い場所です。
ここも間違いなく後数年後には変わっていくような都市なのでしょうけれど、他のアジアの都市と異なり、それでもこの土地の人が持つ独特の香りは、簡単には立ち消えないようなものに感じます。
それだけ強烈な匂いを持った、半端ない場所、それがダッカです。