潤pの、就活やめて、世界一周することにしちゃった。

2016/4/15から始まった、世界中の「働く」を探るプロジェクト! 日本の「就活」と「働く」ことに息苦しさを感じた「現役就活生」潤pが、世界の同世代と出会い、就活事情と労働環境、そのライフコースを取材、配信し、 帰国後に電子書籍化するプロジェクト。

【チャリで回れるサファリ、ナイバシャ湖】ケニアの自転車と徒歩で行けるサフェリへの行き方、回り方、観光!

スポンサーリンク


f:id:jumpeikobayashi:20170131152215j:plain

ケニアに来たならサファリ!

というほどに、ケニア旅行の大目玉といえば、ランドクルーザーを乗り回して迫力満点の動物ウォッチングを楽しむサファリツアーが大人気であります。

 

マサイマラ国立保護区やアンボセリ国立公園、サンブル国立保護区にナクル湖国立公園、名だたるサファリスポットが名を連ねるわけですが、

 

都市型バックパッカーとしてやっております潤p、一言、

サファリ興味ねーや。

 

 

だって、高いし(だいたい3万円〜5万円ぐらい)、泊まり掛りのキャンプだし、遠いし、動物園でいいし、現地人と話してるほうが断然楽しいし、動物話せねーし、と、まるで行く気がなかったわけです。

 

しかし、そんな潤pが、ある噂を耳にしてしまったわけです。

 

ナイロビから1時間半で行ける!?

日帰りで行ける!?

チャリで回れる!?

徒歩でも回れる!?

無料!?

 

そんなサファリが存在しているというのです。

これには、うん、サファリ全く興味ないけど、そんなに手頃に行けるなら、行ってみるか!

と、今回はその最強に自由なサファリ、ナイバシャ湖に行ってきたのです。

 

ナイロビからナイバシャ湖までの行き方。

このナイバシャ湖、サファリといっても、超マイナーなサファリなので、たどり着くまでがそれなりにしんどい。自力になります。

 

まずは、ナイロビのバスステーションから、ナイバシャの街まで行きましょう。

幾つかナイロビにはバスターミナルがありますけれども、上の地図のところで。

 

このバスターミナルで、とにかく必死にナイバシャ行きのマタツを探しましょう。「Naivasha」って看板が出ていたり、口頭で探し回ったり、ここは気合いで。

マタツとは、ケニアで一般的な乗り合いバンのこと。

 

料金は安いもので200シリング。250シリングのマタツだと、ちょっと綺麗なバンになります。

あらかじめ運転手や周りの客に、ナイバシャの街に着いたら教えてもらいましょう。

1時間程で到着です。

 

f:id:jumpeikobayashi:20170131152828j:plain

こちらがナイバシャの街。

 

ここから、さらにローカルなマタツに乗り継いで、ナイバシャ湖を目指します。

100シリング。

 

このマタツが問題で、広いナイバシャ湖、たくさんのバス停があってどこで降りたらいいかわからんと。

 

とりあえず、オススメのバス停2つ。

 

1. クレイフィッシュ

有料のキャンプ場。お金を払って、優雅にナイバシャ湖を望めます。

 

2. ヘルズゲート

f:id:jumpeikobayashi:20170131152817j:plain

こちらが個人的にはオススメ。

自転車を借りられるお店があるところなので、チャリで回りたい人はここを起点にするといいかも。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152810j:plain

潤pはこちらで下車。

さっそくチャリをレンタルし(レンタル料600シリング)、チャリサファリツアースタートです。

 

ナイバシャ湖のサファリを回れ!

ナイバシャ湖のサファリと言いましても、ナイバシャ湖で楽しめるのは野鳥などといったもので、あんまり目玉スポットではないのです。

むしろ動物がいるのは、このナイバシャ湖沿いの道。

上の通りの道順で、ヘルズゲートのバス停がMoi South Lake Roadってとこなので、そこからKongoniという小さな村を目指しましょう。

その道中で動物が見えますよという行程になっとります。

f:id:jumpeikobayashi:20170131161455j:plain

目指すは、ナイバシャ湖に隣接する超小さい別の湖。

約13kmの果てしない道のりですが、その間で動物が見れるので、飽きないですよ!!

 

*ちなみに、ヘルズゲートで降りずにそのマタツに乗り続ければ、コンゴニの村に着くようなので、そこ周辺を徒歩で散策してもいいかもです。一番動物いるのはその辺なので。

 

動物見てきた!

www.youtube.com

動物満載のこちらの動画は是非ご覧あれ!

 

さて、お待ちかね!どんな動物と出会ったか。

チャリを走らせることすぐに、道路脇に見えてきたのは、ガゼルの群れ!

f:id:jumpeikobayashi:20170131152238j:plain

おぉ!動物興味ねーとか言っておきながら、こんな間近で、しかもチャリに乗りながら見ると、大興奮!

f:id:jumpeikobayashi:20170131152312j:plain

角が立派ですな、これ刺されたら死ぬで。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152323j:plain

 

お次は、よ!見たかったシマウマ!

f:id:jumpeikobayashi:20170131152049j:plain

f:id:jumpeikobayashi:20170131161959j:plain

こちらを見つめて動かない姿。

息を殺して一歩近づくと、あちらも一歩下がる。

そんな息を飲むやりとりが、間近で展開されます。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152215j:plain

 

チャリを走らせていると、無心になって草原を貪るイボイノシシを発見しました。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152223j:plain

f:id:jumpeikobayashi:20170131152229j:plain

ちょっと可愛い。

 

そうこうしていると、13kmのチャリ旅を終え、目的地のコンゴニに到着。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152756j:plain

 

小さな町が見えてくると、その先にオロイデンベイがあります。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152736j:plain

 

何があるってわけの湖ではないですが、そこにいた漁師のおっちゃんが、ワニの頭の骨を見せてくれました。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152742j:plain

 

さて、これからまた15kmの道のりを折り返さなければなりません。

正直ケツが半壊していますが、そんなことは気にしない。

だって、日が暮れたら殺されるやろこんなところ。

と、若干の焦りもありつつ、あの黒いのは!バッファローの群れ。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152257j:plain

ちょっと近づいただけで、すぐ逃げます。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152303j:plain

 

そうかそうか、まぁなかなか十分楽しめたかな。

そんなことを思っていると、なぜかチャリが突然のパンク。

ついてねー!

途中の村まで、マジで数キロチャリを引きづりながら。その村の自転車屋さんで直してもらい、再出発。

 

そんな時、ポツンと佇む、あいつを。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152711j:plain

わかります??

この方、そう、この方。

f:id:jumpeikobayashi:20170131152720j:plain

キリン!

しかも2頭!

f:id:jumpeikobayashi:20170131152726j:plain

最後の最後に大物を見つけて大満足!

たまらん!

 

まとめ - 絶対オススメ!ナイバシャ湖

f:id:jumpeikobayashi:20170131152801j:plain
*こんな看板があるのも面白い。

普通のサファリに行っていないのでなんとも言えないですが、ナイバシャ湖は本気でオススメです。

 

サファリ大好きな人にもオススメなのは、おそらく他のサファリでは味わえない臨場感。

普通ですと、肉食動物もいますので車が当たり前ですが、ここは、なんたってチャリ!? しかも徒歩でもいけるっていうw

笑っちゃいますが、それがいけるのはここだけ。

 

もちろんその分草食動物だけになりますが、あの、息を殺しでジリジリと動物に近づいて行って、パシャりと写真を取るような、命をある意味かけての攻防がたまらない。

スリル満点で、面白い!!

 

そして、チャリなので、どこに行くのも自由気ままにサファリを遊び尽くせます。

 

まぁそれでもやっぱり、潤pのように、動物興味ないし、サファリとか高くて時間もないという人には最高にオススメですかね。

気軽に日帰りで行ける、しかも無料なサファリなんてここだけですよ。

是非皆さんも、ケニアにお越しの際は、チャリで行けるサファリ、ナイバシャ湖に行ってくださいませ!

f:id:jumpeikobayashi:20161227003144j:plain

スポンサーリンク