とりあえず死にたくないんで、予防接種6種類カチ込んできた。@タイ・バンコク - スネークファーム
世界一お腹の弱い民族として、ワールドワイドにその名を轟かせている我々大日本人の、それまたお腹が激弱な私、潤pが、そもそも日本国外という極めて劣悪な環境下に身を置くこと自体、非常にナンセンスなことであると思われます。
ただ、出てしまったことは仕方がない。あらゆる環境下にありながら、最善を尽くす。そうすることで、このか弱いボディを守り抜く必要があるのです。
環境の悪い水道水を恐れすぎるがあまり、うがいや歯磨きの水は、ミネラルウォーターで行い、レストランで出されたスプーンやフォークは必ずティッシュで丹念に拭き取る。マイ箸とマイコップを常に持参し、極力店側が提供する食器を使用しない方向で努める。
気色悪いほどに神経質になりながら、それでもケツから水分が吹き出し続ける日々を送っていると、自分のこれだけの努力はなんなのかと、その疑問との戦いは常日頃となっています。
むしろある程度悪い環境のものを腸にぶち込んで、身体を慣らしていくという戦法が必勝法なのではないかなどと頭をよぎってくるのですが、
腹下しなどつゆ知らず、本当に恐ろしいのは疫病や感染病であるから海外は怖い。
こういった類の細菌たちは、たかがマイ箸で飲み食いしてるような陳腐な対抗手段では到底敵わぬ相手であることは明白で、唯一の対抗手段は予防接種となるわけです。
以前こちらの記事に書き殴った通り、潤pは日本で事前にいくつかのワクチンを注入してきました。
しかし、まだ摂取し終わっていないものや、あえて日本で行って来なかったものもあり、それらは海外で打つことになるのです。
というのも、ここ、タイのスネークファームという赤十字の運営する病院は、長期旅行者にはそれなりに名の知れた激安ワクチンのメッカでありまして、行く前から日本で高いものはここで打ち込もうと心に決めてやってきたわけです。
*スネークファーム入り口
日本で打ってきたのは、AB混合肝炎1発、狂犬病が2発。
ここ、スネークファームでは、残りのAB混合肝炎と狂犬病ワクチン1発づつ、腸チフス、破傷風、黄熱病を打つことを決めています。
*お医者さんとご相談
合計で、6種類。
どんだけ打つんやと、注射打ちすぎて腕ボロボロになるんやないかとご心配なく。
これでも、日本脳炎などいくつかのワクチンは打っていません。
スネークファームは非常に順調。
外国人の来院も多いのでしょう、流れるように作業が進められ、気づいたらナースが潤pの腕を注射針で狙っている、そんなシーンな訳です。
ブスリッ!
残念ながら、腸チフスは品切れということで諦めましたが、それ以外は完了。
とりあえず、無敵状態になった潤pは、この激安な施設を後にするのでした。こんだけ打ってこの値段かい!!安すぎる!
ちなみに¥9600!
いや、本当に、日本の1/3~1/5ほどの値段です。全部。
それにしても、たまに「1発も予防接種受けてないよ~」とか、「受けなくても大丈夫っしょ~」みたいなノリで世界を飛び回っている人がいますが、これだけの心配に心配を重ね続ける潤pと、彼らのアドベンチャー精神とは、一体何が違うのか。
しかし、それでも、この僕は、ミネラルウォーターで歯を磨き続けるです。
あ、今日も下痢かぁ。