ブチ上げてバースデーパーティーに乱入したかと思ったら、深夜に殺されかかったのです。これがダルエスサラームらしいのです。
見渡す限り外国人が存在しない、この未開のローカル民泊に泊まっておりますと、次から次へ、おもろいことが降ってくるのです。
ローカル バースデーパーティー乱入してきた。
ある夕暮れ、民泊周辺をぶらついておりますと、超ハッピーな爆音が。
何かと音源を探しておりますと、それは一軒の家からのサウンドシステム。
ちょっと覗いてみようと体を乗り出すと、いきなり1人の男が現れて。
ウェルカム!
話によりますと、本日はこの男の息子の誕生日パーティーだそう。
意味がわからないままパーティー会場にぶん投げられた潤pを、皆んな、ジャンボで迎え入れてくれるのです。
何れにせよ、何がすごいかって、パーティーのその激しさ。
小さな男の子の誕生日にも関わらず、ガキのことなんて知ったこっつぁねぇってノリのママさんパパさん、周辺のパーティーピーポーが、身体を揺らしまくる、腰を振りまくる、叫びまくる。
潤pもここにいる誰1人知らないし、ここにいる誰も潤pを知らないのに、延々と、皆んなでブチアゲ明かす。
これが、これがタンザニアなのか、、、!!!
真夜中に殺されそうになる。
ある夜中、潤pは突然目を覚ますのです。
連日のパーティーすぎるアフリカンライフに英気を吸い取られていた潤pは、その日、夕方ぐらいに寝落ちして、そのまんま今起きたのです。
時計を見ると、すでに夜中の12:00時を回った頃。
はぁ~と思っていると、強烈な喉の渇きを催すのです。
やべぇ、、、喉乾いた。
しかし、水は全部飲み干してしまった。飲むためには新たに買いに行かなければなりません。かといって、この時間に外出なんて、大丈夫かいな。
いくら楽しい近所と言えども、普段毎日、遅くとも22:00頃までには帰宅していました。
これまでの記事や写真では想像できないかもしれませんが、アフリカ三大凶悪都市に数えられるここタンザニア・ダルエスサラームは、スリ、強盗、殺人、平気で起こるって話はよく聞いてます。
当然、日が暮れてからの1人外出なんて、NGなわけです。
しかし、マジでこの喉の渇きはヤバイて、、、そもそも水道水すらこの家ないしな。。。
意を決した潤pは、水を買いに行くことに決めるのです。周辺の商店街までは、50mといったところ。それぐらいの距離なら大丈夫だろう。
やべぇ、本当に人いねぇ。
いつもの賑やかな通りが一変。暗闇の、血の匂いすらしてきそうな怖すぎる雰囲気に。
歩いていると、真っ暗闇の中に溶け込むようにして、現地のタンザニア人のささやき声が聞こえます。
マジでこえぇ。
途中、1人の男に声をかけられます。何を言ってるのかわかりませんが、適当にあしらい、明るい方へ歩いてく。
早足で歩みを進めて行くと、水を売っている店が!よし、購入!
残すは帰りの50mのみ!
たったこれだけのことなのに、心臓がバクバクです。
すると、帰り道、またあのさっきの男が目の前に立ちふさがってやがる。
男が言うに、夜は危ないから自分が家まで送ってってやるよと。
それが一番怪しいねん!
断り、歩いて行くと、ついて来やがった。
怖い。マジで怖い。
早足で、男も早足になる。
止まって、震える声で、、、
やめてください。帰ってください!
すると、男は、帰っていきました。
そっからはもう足が止まらない。家までダッシュで数秒帰宅。
バクバクの心臓に、一気に買ったボトルを飲み干すのです。
なんなんだここは。
最高にハッピーで、最恐に怖い。
そんなところで潤pは生きてます。