アフリカン・パリピ達と、本気でクラブに行ってきた。@タンザニア・ダルエスラームのナイトクラブ
クラブに行くというと、日本では一種軽蔑された目で見られることがある。
日本におけるクラブのイメージは、チャラい、パリピ、ナンパ、ドラッグ、悪い人など、マイナスなイメージが先行しているように思うからである。
しかし、世界それぞれ国ごとに、クラブの概念のようなものが存在する。
韓国でのクラブとは、男性が女性の背後に迫り、股間を擦り付けて踊るブビブビという行為を行う場所であり、
タイでのクラブとは、バケツカクテルをオーダーし破壊と創造の全てをかけて一晩中荒れ狂う場所であり、
ミャンマーでのクラブとは、女性客は売春女性のみという音楽が爆音で流れる連れ出し風俗店であり、
アメリカのクラブとは、ドレスやいつもよりいい格好をして行く、リッチで大人の社交場だった。
しかしだ、アフリカ・タンザニアのクラブは、一味違う。
リズム感、身体能力が極めて高い彼らによって作り上げられたクラブの概念とは、
スポーツジム
であったのだ。
超あげぽよ
タンザニの俺のダチ、パーリーメンたちと、クラブ、ブチかましてきたんだわ。
マジ、熱い絆卍なメン紹介するぜメーン。
*仮名 左:GJ 右:A T U S H I
ATUSHI:っつぅーか、マジダルくね?
潤p:しょんどいわー、鬼ダル。
GJ:わんちゃん、パリピる?
潤p:ハンちゃんあり。
ATUSHI:今日のDJマジあげるらしいよwww
一同:うぇーいwwwwww
この時はまだ、タンザニアのクラブの恐ろしさを知る由もないのである。
深夜12時
クラブ、誰もいない。
潤p:鬼しょっぱ。
GJ:まだ誰もいねーやーん。
一同:うぇーいwwwww
深夜1時
人が、増えてきた。
DJが、アフリカンテイストな音楽をかけ始める。
深夜1時半
あっという間にフロアが人で溢れかえる。
DJはアゲアゲなアフリカンミュージックを爆音でかけまくる。
タンザニアンパリピ達も最骨頂へ。
皆んな、踊りが激しすぎる!!
フロアを縦横無尽に駆け回り、踊りまくっているのだ。
人によってはブレイクダンスのようなもの、ロボットダンスのようなもの、さらにはアクロバティックまで。
通常、世界各国のクラブで見受けられるダンスとは、日本の場合で言えば最小限な縦横揺れが基本、それ以外の国でも、自身から最大でも1mほどの距離でしか、踊らないものである。
しかし、ここでは、身体全身、フロア全体を使って、これぞまさに、「踊り」「ダンス」なのである。
熱量がヤバすぎる。
アップテンポなアフリカンミュージックが拍車をかけて、もはやこれは、クラブまるごとパフォーマンス集団である。
潤pも負けじと、日本男児の維持にかけ、必死に踊る。
回転し、ブレイクダンスもどきをし、懸命に彼らのノリについて行く。
こんなになるまで汗をかいて踊り明かした夜がこれまでにあっただろうか。
夜が明け、外に出て、全身汗だくになった自分を見て悟るのである。
タンザニアのクラブとは、まさにスポーツジムであると。
日本のひ弱なチャラ男達がアフリカのクラブに迷い込んだら、うぇーいwwwとはもう言っていられないのである。