殺されそうになりながら上海到着。
さてさて、ソウル発ちまして、
向かいますのは3000年の歴史の国、中国は上海!
中国はこの旅でも行きたいランキング上位にランクしていた国だっただけに、
楽しみでございます。
ソウルから上海まで、飛行機で¥14,832
もちろん、最安チケットしか買わない潤p君は、
トランジット付きの、7時間の移動です。
本当なら1時間半で行けるよ。
トランジットの空港で時間があったので、
その間、せっせとブログでもやろーかと思っていましたら、
何やらアナウンスが。
「中国東方航空をご利用のお客様。上海行きの飛行機が、予定を1時間遅れて出発となります。」
そうかそうか。
まぁ、よく遅れることで有名な、おなじみ中国東方航空。
大目に見ましょう。
ただ、本日も上海について泊まる場所は早速airbnb。
ホストに遅れますとの連絡を。
1時間経過。
しかし、一向に搭乗ゲートは開かない。
何事かと思って聞いてみると、天候のせいだと。
結局、なんだかんだで飛行機は、3時間遅れで飛び立ちまして、
上海の空港に着いたのは22:00。
遅い、空港に夜着くの怖い。
そして、荷物とったりなんやらで、結局22:30と。
とにかくはやくairbnbの家に着かなきゃ。
ホストに言われていた通り、地下鉄10番線を目指します。
!!!
何!?閉まってる!!
係員に聞くところ、地下鉄は22:00頃で終電だそう。
マジかよ、、、こんだけでかい都市なのに。
仕方ないのでタクるしかねぇ。
しかし金がねぇ。
両替所?これも閉まってる。
じゃATMじゃ。
ん?何故だ、どのATMを試しても何故かお金が引き出せない!
結構焦ってきます。
そろそろ。
そもそもこんな時間になってしまって、
ホストに連絡しなければ。
WiFiを拾おう!
空港にもちろんあるフリーWiFi。
接続を試みると。
電話番号を入力してください。
何!?電話番号!?
空港のフリーWiFiは、電話番号を入力して、
ショートメッセージを電話番号に送信。
そこに暗証番号が届き、それで接続するというシステムになっている。
もちろん、電話を休止にして、
電話番号なんて使えない潤pはWiFiにすら接続できない。
困ったもんでこの現代社会に馴染みきってしまった現代都会っ子の潤p君は、
WiFiに繋がらないだけで、もう死んだ気がする。
しゃーない。
タクシー、クレジットカードでいけんだろ。
地下鉄が終わり、タクシー待ちに並ぶ長蛇の列に飛び込む。
降りしきる雨と不安に苛まれながら、
一銭も中国元を持たずに、タクシーを待ちます。
とりあえず、乗車。
タクシー運転手に、airbnbの家の住所を見せる。
なんだかよくわからんがとりあえず英語が全く通じない。
わけ分からん言葉で怒鳴ってる。
そして念のため、クレジットカードで行けるか聞く。
相手にされず怒鳴りまくってる。
とりあえず運転手が他の係員を呼び、
その人に住所を伝えると、その人がドライバーに伝えてくれた。
係員にクレジットカードで行けるか聞くと、Okだと。
現金一銭も持たずに、キレまくっているタクシーに乗車、
雨の降りしきる夜の上海に向けて出発進行です。
もちろん、本当に行ってくれるのか、
はたまたこのタクシーがボッタクリのやべータクシーじゃないかなどの多大な不安を抱えながら。
運転しながら、運転手がしきりに怒鳴り散らしいてる。
なんなんだよこの人、怖すぎんだろ。
殺されるんじゃねぇかという恐怖に怯えながら、
やっと目的地らしいとこに着いた。
ドライバーにクレジットカードを渡すと、
さっき以上に発狂しだした。
そして、多分Noと言ってるんだろう、札を見せて、これを払えと言ってるらしい。
いやいや、さっきの係員の人いけるゆうたやん!
終わった。
ドライバーも発狂。
トランクを開けると、潤pの荷物を雨の止まない路上に放り投げやがった。
そしてさらに恐ろしいことに。
ここは多分、絶対目的地じゃない。
何故なら家なんて1つもない、ここは病院の目の前!
なんでだよ、とにかく、ここじゃないとこのドライバーに伝えねば。
病院の受付けの人に駆け寄る潤p。
懇願、住所を見せて、ドライバーに伝えてもらうことに成功。
またドライバーがひたすら叫びまくってる。
そして車が再出発。
もちろん土砂降りの中、何から何まで全てが最悪のコンディションです。
そして!多分そこらしいとこに到着!
どうしようもないので、インターホンを押して、ホストを夜中に呼び出す。
多分もうすでに00:00近い。
ホストがインターホンを越しに出てくれた!
一気に救われた気持ちになる。ほわぁ
そして事情を説明、お金も一銭も持っていないこと、
立て替えてほしいこと、そしてこの怒りくるうドライバーを沈めてほしいこと。
優しさの塊のようなホストは、にこやかにお金を立て替えてくださったのです。
ありがとうございます。
本当に。
金をもらい、ドライバーも落ち着き、やっとこうして部屋に着いたのです。
うむ。あれです。
完全に異国っちゅーもんを舐めきってました。
なんせ、さっきまで韓国におりましたもんで。
あそこ、ほんっとーに楽なんですもん。
そして、いい意味で、気持ちを入れ替えます。
とりあえず、もう2度と、財布空っぽで夜の空港を飛び出さない。そして、せめて少しの現地の言葉をメモっておこう。
そーいえば、お金もらった瞬間、ケロッと笑顔に変わりやがったあのドライバー、なんだか憎めない中国旅がスタートしました。