潤pの、就活やめて、世界一周することにしちゃった。

2016/4/15から始まった、世界中の「働く」を探るプロジェクト! 日本の「就活」と「働く」ことに息苦しさを感じた「現役就活生」潤pが、世界の同世代と出会い、就活事情と労働環境、そのライフコースを取材、配信し、 帰国後に電子書籍化するプロジェクト。

3宗教の聖地、エルサレムについに来た! 嘆きの壁、聖墳墓教会、岩のドームを取り巻く、人種に主義に、確執まで。

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一応、もろもろ国を旅する潤pなのですけれども、絶対に行った方がいい国としてオススメするならば、間違いなくここ、イスラエルを挙げるのです。

 

この国には、「衝撃」が溢れているわけですが、

そんな「衝撃」がいっちばんそこらじゅうに転がっているのが、エルサレムなのです。

 

本日は、テルアビブを後にしてやってきた、3宗教の聖地、エルサレムのレポートです!

 

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「3つの宗教の聖地が同じ場所にあって大丈夫なの!?」「ったりめーだろ!大丈夫だわ!!!」

ご存知、ここエルサレムには、ユダヤ教イスラム教、そしてキリスト教の聖地が隣接しています。

ユダヤ教の聖地・嘆きの壁と、イスラム教の聖地・岩のドームなんて、言ったら、もう、くっついてるわけですよ。

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*岩のドーム

 

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嘆きの壁(現在の岩のドームを囲む壁の南西の外側の一部)

 

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キリスト教の聖地・聖墳墓教会

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このエルサレムにいると、不思議な世界にいる気がします。

自分を含めて、間違えやすい認識として、イスラエルの抱える問題とは、宗教対立なのかと思われることがありますが、それは間違いでして。

その答えは、ここ、エルサレムに来てみれば一目瞭然。

 

めっちゃ、平和。

 

宗教施設があるのは旧市街の中。

一歩城壁から中に入ると、細く入り組んだ路地が迷路のように続く、異空間に入ります。

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*ダマスカス門、旧市街への入り口の1つ

そんな中に、ユダヤ教徒イスラム教徒、キリス教徒が、ごく普通に暮らしているのです。

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キリスト教地区を歩くムスリム女性たち

嘆きの壁に向かう大きな黒い帽子にヒゲを蓄えた超正統派のユダヤ教徒の隣で、ヒジャブをかぶったムスリムの女性が買い物をする。その後ろを、キリスト教徒の一行が巡礼して回る。

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*旧市街の中

誰も文句をつけることなく、日常として、異なる宗教心を持った3者が、平然と暮らしているわけです。

3者服装などの見た目のインパクトも相まって、この「当たり前」を目の当たりにした時は相当な衝撃がありました。 

宗教同士が直接的にいがみ合う構図は、むしろ一般的でない。 

 

だって、主義の対立だもん。

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ユダヤ教徒嘆きの壁の頭上にかかる、岩のドームまでの橋

しかし、それでもエルサレムは、確かに、危ない。

数ヶ月に一回はテロ未遂が起きるようなこの場所。

なんで前述の通り、3宗教仲良く暮らしている中で、血が流れるのか??

 

主義の対立が生み出す、領土問題。

 

このエルサレムの旧市街、下の地図を拡大してもらえればわかるのですが、境界線がはちゃめちゃ。こんな場所見たことないってほどに、パレスチナ側とイスラエル側で、行ったり来たりしているのです。

しかも、何が問題かって、正式にはパレスチナの領域であるエルサレムの旧市街に、普通にイスラエル兵が警備に当たっている。

 

あれ?気づいたら、アラブ人の土地だったところに、ユダヤ人が普通にいるぞ??

 

というのが問題なわけ。

 

つまり、シオニズムパレスチナの土地にユダヤ人だけの民族国家を樹立するための主義が、この対立を生んでいるのです。

 

ここは以前の記事も参照。

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人生のすべてをつぎ込んで、宗教に生きる!?

エルサレムは、テルアビブからバスで1時間もかからない距離にあります。

しかし、到着した瞬間、あのハイテクシティ・テルアビブとは、あまりに違う雰囲気。

何がって、宗教色がめっちゃ強い! 

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嘆きの壁に祈る、超正統派と正統派のユダヤ教徒

外見でわかるムスリムキリスト教徒が増えることもその1つですが、何より、超正統派ユダヤ人が、いるわいるわ。

実際、彼らは「仕事」をしていません。

いや、彼らの「仕事」は祈ることなのです。

 

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嘆きの壁に集まるユダヤ教徒

彼らはユダヤ教のために祈る聖職者なので、それ以外の活動はせず、国からお金をもらいながら生活しています。

むしろ、営利活動は卑しいこととされるので、彼らは現代社会で働くことができないのです。

 

世界には、こんな働き方もあるのか。。。。。

 

まぁ、言ったら、日本の宗教関連のものが、免税になるのと同じことですね。

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聖墳墓教会キリスト教徒たちの祈り

 

A:彼らは、宗教的な理由で避妊具も使わないから、子供は増え続けているんだ。でも、そんな彼らを支えてるのは俺ら、働くイスラエル人。これは、今後のイスラエル経済を圧迫する大きな問題になっているんだ。

 

そう語る、無宗教のユダヤ人、Aさん。

 

特に、超正統派の人の中には、とにかく、嘆きの壁の前で祈り続け、ユダヤ人が審判の日に救われることのみ考える教徒も多く、ユダヤ人だけの民族国家を樹立することに何の必要性も見出さない人も多いらしい。

 

無宗教のユダヤ人の人たちの中には超正統派の人たちに対して、重荷でしかないと考える人も多く、嫌っている人も少なくない。

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*旧市街

 

A:実際はね、ユダヤ教聖典の中に、仕事をしてはいけないなんて一切書かれていないんだ。それでも彼らは、俺らの補助金で暮らして。でも実際に貧乏なんだ。近くで見ると、臭し、汚かったりするよ。

 

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3宗教の共存と、主義の対立、そして、ユダヤ人内での確執。

あのテルアビブが、まだまだ初級編に思えるほどに、このエルサレムはもっと複雑なようなのです。

 

ちなみに、エルサレムからほど近い死海に行けば、浮けるよ!

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